|
カテゴリ:カテゴリ未分類
土日、夫は仕事で休みなし私は休み
かわいそうなので今回も釜石に行ってきました 土曜日に電車で2時間 日曜日、夫が仕事に言っている間に私はまたまたボランティア 今回は、被災した方が避難所から引っ越した先の市営住宅の掃除 支援の要請カードには「お風呂の掃除をしてほしい。女性二人」とのこと。 一緒に行ったのは心のケアのために13日から釜石入りしている埼玉からの臨床心理士の方。 休日にボランティアでお手伝いしてくれるとのこと 本当にありがたいです。心のケアに来ていただいただけでもありがたいのに、休みの日まで・・・いろんな方々の温かい支援に感謝感謝です 要請した方は60代ぐらいのおばさん 笑顔で迎えてくれました。「片づけがはかどらなくて」と・・・ 部屋に入ると確かに衣類や食器類・寝具などが散乱 廊下や台所など新聞やタオルも散乱 お風呂は物が入った袋を何個か押し込んでいる 「避難所から引っ越してきたのはいいけど平日はヘルパーの仕事があり、休めないからなかなか片付かない。手伝ってもらって今日はなんとか片付けたい」と。 おばさんは自分も動きながら次々やってほしいことを連発 私たち二人は言われるがままにとにかく部屋中を片付けまくりました そして1時間ぐらいするとおばさんは「お茶にしましょう」と。 お茶を飲みながら津波で旦那様を亡くした事や家が全壊したことなどを話してくださいました やっぱり、津波は怖い お茶の後もひたすら片付け・・ 津波が引いた後から探し出してきた砂のついたままの食器やテーブル、日用雑貨などをそのまま家の中に入れているので家の中は砂がざらざらしている感じでした。洗えるものは洗って、拭いて、寝具も衣類もベランダでたたいて干して砂をはらって・・ 昼食の後もひたすら片付けて15時ごろにはすっかり片付きました 私たちにとっても達成感がありました 最後にまたお茶を飲みながらおばさんの話を聞いて帰ってきました。 旦那様をなくしてさびしい気持ちが少しでもまぎれるようにもっともっとお話をきいてあげれればいいなと思いました 臨床心理士の方からも「慰めの言葉をあえて言わなくても話を聞いてあげるだけでもいいんです。話ができる場があることが大事なんです。そうして時間とともに立ち直ってくるから」と貴重なアドバイスをいただきました 悲しい思いをしている多くの被災者の方々が元気になれる日が来ることをホントに願っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2011 11:17:44 PM
コメント(0) | コメントを書く |