飼育員に毛を刈られ、地肌をのぞかせるヒツジ

　札幌市で今季一番の暑さとなった２１日、中央区の円山動物園でヒツジの毛刈りが行われた。すっきりした夏の装いになり、見守った親子連れから「涼しそう」と声が上がった。

　家畜として品種改良されたヒツジは毛が自然に抜けず伸び続けるため、飼育員が「熱中症にならないよう必ず、この時期に毛を刈ります」と説明。飼育するコリデール種の雌６匹のうち１匹の毛を、バリカンで刈り取った。

　この日の札幌の最高気温は２９・７度。時折暴れるヒツジを押さえながら約３０分かけて毛刈りを終えた飼育員の額には汗がにじんだ。約４キロの重さの「衣」を脱いだヒツジは身軽に（地方紙より）

３日目を終えて首位に立ったアリヤ・ジュタヌガン

◇米国女子◇キングスミル選手権　３日目◇キングスミルリゾート・リバーコース（バージニア州）◇6379yd（パー71）

２週間前の「ヨコハマタイヤLPGAクラシック」でタイ人初の優勝を飾ったアリヤ・ジュタヌガンが、６バーディの「65」でプレーして、首位で出たユ・ソヨン（韓国）を逆転し、通算10アンダーでトップに立った。

１打差の通算９アンダーの２位にユ、ポルナノン・ファトラム（タイ）のほか、６連続を含む９バーディの「62」をマークしたチョン・インジ（韓国）が52位から浮上し、優勝争いに名乗りを挙げた。

１打差２位から出た宮里美香は４バーディ、１トリプ

ルボギーの「70」でプレー。通算７アンダーとスコアを伸ばしたものの、首位と３打差の８位から、最終日の逆転を狙う。

 

酒井美紀は今季初の優勝争い。鈴木愛、永峰咲希との直接対決に挑む

国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディス」は２日目を終え酒井美紀、鈴木愛、永峰咲希の３選手が通算９アンダーの首位で並んだ。日本勢が最終日の最終組を独占するのは今季11試合目（「KKT杯バンテリンレディス」が熊本地震のため中止）で初。昨年11月「樋口久子 Pontaレディス」以来、15試合ぶりとなった。

連日60台をマークした３選手は、後続に２打差をつけた。ツアー２勝の酒井は「優勝は意識する。３つ４つ伸ばしたい」と意欲。通算７アンダー４位にツアー22勝の全美貞（韓国）、通算６アンダー７位に今季１勝で賞金ランク２位のキム・ハヌル（韓国）がつけている。