南遊記～Road to Australia with kids～

母子で海外に住もうと思ったのは、ウチは人並みはずれて夫婦仲が
良くない。長年付き合って一緒になったのに、結婚して子供が
生まれて家庭に入らざるを得なくなった途端、オットは財布を握り、
仕事と言っては外泊がちになり、私の意見などは聞かなくなった。

そして結婚して以来、オットの事業を支え、育児を優先してきたが
ココに来て我慢の限界を超えた。
離婚にも応じないこのオットのいない世界へ行きたいという願いが
日に日に強くなってきた。

もともと添乗員だったし、ワーキングホリデーで海外に住んだり
ということが好きだった。

だから、今度は子供と一緒に海外に住みたいし、世界もみせたい。
ある意味、こんなオットがいたから夢と思っていたことを現実にしようと
いう闘争心（？）が沸いてきた。

私のようにいつもアンテナを高くして海外生活のチャンスを狙って
いた者が日本で何十年も我慢しているのに、なぜか周りにはあまり
望んでもいないのに、そうしている人が多い。
不公平と思っていた。

でも、やはり夢は自分で掴み取ってこそ面白いのだと思う。
そして、それに向かっているときこそ最高なんだと思う。