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テーマ:旅の写真(3464)
カテゴリ:ただのにっき
2日目…更に車を走らせ嵐山へ。 どうしても、どうしても行きたかった場所へ向かいました。 途中、場所が分からず、迷いながらも、風に揺られ ざわめく竹林の音を楽しみ京都を感じ乍歩いていると… ついに、その景色は私の目の前に現われてくれました。 あぁ~、夢にまで見た光景は、庵の門前で既に観光客の人出と レンタル自転車の駐輪で見事に掻き消されてしまっていたのですが、 引き帰す訳には参りません。 気を取り直し、まずは、庵前、黄色く色付いた紅葉の簾がお迎えです。 そして少し心を落ち着けながら、中へと入って行きました。 なんて綺麗なんだろう。 儚い輝き… この瞬間(時期)を逃せば、もう見ることの出来なかった光景。 この瞬間を目にする事が出来た事に心から感謝をしつつ 見とれ乍、暫し時を忘れておりました。 その間も、観光客が途切れも無く訪れていて賑やかなのだけれど、 不思議な事に私の目の前はもうこの景色しか入らず、 回りで交わされる会話も耳に入らず、ずっと静寂のままでした。 写真は一応、人の途切れる一瞬をずっと、ずっと待ってやっとの思いで 撮影したのだけれど、その綺麗さが表現出来ていなくて とっても悔やまれますが…(TT)。 なんとも言えぬ赤… 「赤」と一言で片付けられない、この色合い。 ん~、こういう時、日本独特の「色名の辞書」でも欲しくなる。 ずっと眺めていたい程のこの景観。 魂が喜んでいる…そんな風に満たされた一時でした。 そして気候…流石にこの地では少し肌寒さを感じ 晩秋の京都を楽しみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 9, 2007 12:33:17 PM
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