「容疑者Xの献身」東野圭吾
東野圭吾さんの作品、久々に読みました。とはいえ、読んだことのあるのは「秘密」の1冊のみ。あまりに有名な著者のため、ついつい敬遠してたのですが。すごく読みやすく、最初の数ページからグイグイ引きこまれました。主人公の石神の”偏狭的な無償の愛”ただの怖い思い込みの強い人間として理解しがたい人物になる恐れのある彼を、実に巧みな人物描写で魅力的(あ、これは私にとってはかな?)な人物に描かれているのがスゴイ。途中で結末を想像しながら、切ない気持ちでいっぱい。。。そう難しいトリックが使われているわけでもなく、複雑でもないのに、次々と「ええ?!そうくるのか!!」という飽きさせない内容さて、この本で東野圭吾作品にはまったらしいだんな君が、次なる彼の作品をゲットしたいというので、週末にブック・○で何冊かゲット!「時生」「白馬山荘殺人事件」「仮面山荘殺人事件」「11文字の殺人」私はあまり「~~殺人事件」というようなタイトルは好きじゃないんだけど、、、いかにも、推理小説って感じでねぇ。。。(←変な偏見?!)まあ、このあたりはだんな君の好みだから、仕方あるまいで、自分用に105円コーナーで、「長い長い殺人」宮部みゆき「顔に降りかかる雨」桐野夏生どちらも、わりと好きな作家さん。読むものがたくさんあると、幸せ