今日もつまらん作業+本
昨日の続き。0,3mmの枝をひたすら縫う。そして飽きる。呆ける。気を取り直して縫う。すぐ飽きる。呆ける・・・ この繰り返しでした。そして作りおいてあったテープが終わってしまったため本日の作業終了。 先日の上京から読んでいた本、『朽ちていった命-被曝治療83日間の記録』 家の本棚にあってたまたま目についたもの。たまたまと言っても、やはり地震での原発事故により、原発というものが常に気に止めるべき事柄になっていることは間違いないです。1999年に、茨城県東海村の核燃料加工施設JCOが起こした原子力事故(臨界事故)で作業をしていた2人が亡くなったのですが、そのうち1番多く被曝し、壮絶な闘病後亡くなった大内さんの記録です。被曝して入院したときは普通に話し見た目も何ら変わらない様子。が体の中は染色体がバラバラになっていて、つまり新しい細胞は作られない状況。時間と共にまさしく肉体が朽ちていく様子が赤裸々に描かれていました。これは加工するうえでの事故(事故とはいえ、エライ人たちで規則を守らず安易な方法を取らせたことで起こるべくして起きてしまった事故で、しかも危険性さえも知らされず指示通り行った作業員が被曝)とはいえ、原発を考えずにはいられません。