ド~ス ドスドスドス!!
ジュエ
「く~ま~!! あきゃきゃっ!!」
ドカドカッ
しろくまく ん
「ぎ~~~や~~~!!
さっさすがぼっ 坊~~~!! チビっちゃくなってもパワーは据え置きなんやな~~!!
ゴフッ!! ヒ~~~~!!」
ヴェ リタス
「はは・・・・しろくま殿は相変わらず子供をあやすのがお上手ですね」
しろくまくん
「い・・・ いや、これはあやすというよりも弄ばれ・・・・ゴフッ!」
ブチブチッ
しろくまく ん
「ぎ~~や~~~!!」
???
「く~ ま~?」
しろくま
「んぁ?」
!
しろくま
「・・・・・へ?・・・・ぼ・・・・・坊・・・・・・・・?」
ヴェリタス
「ほ・・・ぅ、これはこれは・・・・・」
し ろくまくん
「坊が・・・・二人?
な・・・・なんや・・・・・わて・・・・てっきりこのチビちゃい子が・・・坊かと・・・・・」
しろくま くん
ホ・・・・・
「は・・・はは、な~んや~!この子ぉがあまりにも坊にソックリなもんやったから、わて、てっきり坊が何か悪いもんでも食ぅて縮んでしもうたのかと思うて心配してもうたわ~
それにしても、よう坊に似 ている子ぉやね、どこの子やろか?」
ジュエ
「・・・・・・・・・・・・・」
(。・_・) ・・・・・・・・・・・ (・_・。)
チビジュエ
「・・・・・・・・・・・・・」
し ろくまくん
「はは、二人共自分によぅ似てる子ぉが居るからビックリして固まってしもうたわ
・・・・・・ん?」
( ^∀^)人(^∀^ )ニッコ~
ジュエ
「じゅえ?」
チビジュエ
「じゅえ!じゅえ!」
♪ アキャキャヾ(*^∇^*)人(*^∇^*)ノキャキャ~♪
ヴェリタス
「フフ・・・・本人達 はすっかり意気投合したらしいな」
しろくまくん
「そういえば、前にもこんな事があったな~。
やっぱり似たもの同士、 通じ合うものがあるんやろね~(;^_^A」
ジュエ
「く~ま!」
しろくまく ん
「へ?(゚ー゚)」
チビジュエ
「くま?」
ジュエ
「くまくま!!」
( ^∀^)人(^∀^ )ニッコ~
しろくまくん
「え・・・・・?ちょ・・・・・あ・・・あの~・・・何でわての上に?
おい・・・・ちょ~・・・・坊~?
まさか?
まさか・・・・・・・・!?」
ドスンドスン
キャッキャキャッキャ
し ろくまくん
「 ぎゃ~~~~!!デジャヴや!これっデジャヴや~!
こら坊!!今冬毛から夏毛に生え変わる1番重要な時期なんやから!
そんなポ ンポン跳ねられたら毛並みが痛むがなっ
かっ・・・・・ 堪忍して~~~!!」
ドスンドスン
ブ~チブチブチブチ・・・・
し ろくまくん
「
ぎゃ~~!殺す気か~~~!!」
???
『・・・・・? ・・・・・・さん?』
しろくまくん
「う~~~ん う~~~~んそないに踏んづけたら内臓も飛び出てしまうわ~
え?敷物のお前には元々内臓なんて無いって?
そんな事ないぞう~!
なんちって~・・・・・・ハァハァ・・・・・
そんな事言ってる場合ちゃうわ~!」
う~~んう~~ん
???
「しろくまさん、しろくまさん!!」
しろくまくん
「んぁ?」
しろくまくん
「あ・・・・わて・・・・・?」
ジョリ
「大丈夫ですか?ずいぶん魘されていたみたいですけど。」
しろくまくん
「あ・・・・いや、はは
あ、そうか、わてヴェリタスはんの土産の菓子があんまり美味しかったんで食い過ぎて、そのまま苦しくなって寝てしもうたんやったんやわ~
お?嬢ちゃん、エライ可愛らしいカッコしてはるやないの?」
ジョリ
「あ、ふふ・・・・これですか~?ヴェリタス様がお土産にくれた着物です
似合いますか?」
しろくまくん
「おぉ~!ゴッツイ似おぅてるわ、さすがヴェリタスはん、センスがええね」
ジョリ
「うふふ・・・ありがとうございます・・・・・ キャ!」
コケッ
しろくまくん
「あ~!嬢ちゃん、ド近眼なんやからちゃんと眼鏡掛けな~!
折角の着物が破れてまうで?」
ジョリ
「そ・・・・そうですね、着物に眼鏡が似合わないかと思って外したのですが・・・・」
ジュエ
「く~ま~!」
しろくまくん
「おぉ、坊も居ったんかいな。
そうそう、今の夢やけどな、可っ笑しいねん!ジュエの坊がな~・・・・・」
ガチャ
ヴェリタス
「ただいま。」
ジョリ
「あ!ヴェリタス様、お帰りなさい!!」
ジュエ
「べ~!」
しろくまくん
「あぁ、ヴェリタスはんお帰りなさい、久しぶりの日本の散策、どうでした~?」
ヴェリタス
「何だ、ジュエ、ここに居たのか?」
ジョリ
「? どうかなさったんですか?」
ヴェリタス
「いや、それがな、」
しろくまくん、正夢の予感・・・・・・・・・・。