どくろべ~さま
「あ~~~~ ・・・・まぁ、わても突然のあんたはんの訪問でビビり過ぎて冷静な判断力を失ってたけど、落ち着いて考えてみ?」
ウェイン
「何だよ、さっきから「あんたはん」なんて水臭いじゃん。名前で呼んでくれよ。俺も「どくろべ~」って呼ぶから」
どくろべ~さま
「いきなり呼び捨てかいもぅ、話進まなくなるからええか、突っ込むのも疲れたし・・・・ハァ。
コホンッ・・・・あ~、ウェインはん?
よく考えてみィな? そもそも、この話、出だしからおかしいやん?」
ウェイン
「あ、荷物って何時こっちに届くのかな?明日~・・・」
どくろべ~さま
「ええから黙って聞け! おのれはローラか水沢アリーかっ」
ウェイン
「アハハ ごめんごめん」
どくろべ~さま
「ったく! めっちゃマイペースやな。
・・・・そもそも、一度も会うた事もないのにいきなり同居に結婚だなんて無理やし、ましてや恋愛対象の性が違うのに恋愛関係に発展するなんて絶対無理やで?普通に考えたら」
まぁ、ウェインはんはどっちもイケるみたいやけど?
ウェイン
「俺は写真を見た時から気に入ってるけど?
ていうか、思った通りマジメだな~、どくろべ~は」
どくろべ~さま
「あぁ、ドクロモチーフ好きやもんな~。
・・・・ていうか、ソレ(ドクロモチーフ好き)とコレ(恋愛)は土俵が違うやろ?」
ウェイン
「ん~・・・って言っても俺、100%どくろべ~の所に来るつもりでいたし、どくろべ~に受け入れてもらえなかったらどこも行くトコ無いし・・・・・」
どくろべ~さま
「うっ そないな顔するなや~でも、先走って部屋を引き払ったウェインも悪いんやで?」
ウェイン
あ♪ 呼び捨てで呼んでくれた♪
「だ~って、丁度賃貸契約の更新期間だったし・・・・・絶対無理?」
どくろべ~さま
あ~ ハイハイ。
「無理!」
ウェイン
「でもさ~、miwakoさんの気持ちを無駄にするの?親心でどくろべ~の幸せを考えてやってくれた事なのに?あんな長編大作な手紙まで書いて・・・・・。」
どくろべ~さま
「~~~~~ ・・・・そ・・・・それは~~~~~」
ウェイン
「俺だってもう帰る所無いんだから、どっちにせよどくろべ~は俺を受け入れるしかないんだよ?」
どくろべ~さま
「えええええええええ~~~~~?」
ウェイン
「優しくするから 嫁として家事も一生懸命するし
1回でも良いから、ちょ~~~~っと俺との生活、想像してみ?意外と楽しいかもよ?」
どくろべ~さま
「そ・・・・・想像って~~~~~~」
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ウェイン
「はいこれ 俺が作ったケーキなんだけど、口に合うかな?デザインに凝ってみたんだけど」
どくろべ~さま
「お~、今回はカップケーキかい。ウェインの作るもんやったら何でも美味しいで~」
イチャイチャ
ウェイン
「そんな事言ってくれるなんて、どくろべ~はいつも優しいな~
あ、そうだ、もうそろそろ新しいエプロン欲しいんだけど・・・・」
どくろべ~さま
「せやったら一緒に買いに行こか? どんなのが好きなん?」
イチャイチャ
ウェイン
「どくろべ~の好きなのが良いな」
どくろべ~さま
「ん~、そやな~ウェインが着れば何でも似合うし、ウェインが着るんやったらどんなもんでも好きになるで」
イチャイチャ
ウェイン
「もぉ!いっつもそんな事言って~! ☆\(*≧∇≦*)パシッ」
どくろべ~さま
「(///∇///) もぉ~!赤くなるなや~!こっちも照れるやないか~!可愛ええな~!
・・・・・は~。しかし、最初はどうなる事かと思ぅたけど、可愛エエし、家事は完璧、料理は美味いし、ウェインと一緒になれて、わて、めっちゃ幸せや~」
ウェイン
「俺もすっごい幸せ」
どくろべ~さま
「・・・・・お・・・お前」
ウェイン
「アナタ」
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どくろべ~さま
・・・・・・・・ (゚ー゚*) ・・・・・・・・・。
コロン・・・・・・。
しろくまくん
「わ~! どくろべ~はん!?」
ウェイン
「お・・・・おい?」
【俺の嫁(5)】に続く→