昨日、生前親父が大変お世話になった千葉県花見川市の親戚の家に
仕事でそばまで行ったので突然ですが立寄ろうと思いました。
不在では困るので駅から電話
『もしもしトヨタ7です』
『ハッ~?』
『東京青梅市のトヨタ7です』
『えっ~?』
『康雄(父)の子供です』
『アアア~お兄ちゃんの方ね』
『弟の方です』
『アアア~』
そんな会話が5分くらい続いてやっと分かっていただいたようで早速訪問しました。
戦後間もない頃、独身だった父は貧しい生活を送っていた
このご夫婦がいなかったら親父も当然私も存在は絶対に無いと言う程の方で
その話は親父からも聴いていました
現在ご主人93歳、奥様90歳!
親父の葬儀以来、何の挨拶もしないまま11年振りの再会だろうか?
親父がそれほど世話になったのに俺は何をやっていたのだろうか?
お礼も顔見せも何もしないで・・・
親父にだって満足に親孝行してあげられなかった・・・
ご夫婦はいつも私達を気に掛けてくれていたのに
叔父さん達にも何もして上げられないで
俺は一体何をやってきたのか?何を生きてきたのか?
こんなに身体だって元気なのに・・・
私の知らない親父の苦労話を聴いていたら涙が溢れ
元気だった頃の親父の話を聴き号泣してしまいました。
帰り、足だって悪いのに、いいと言うのに
バス停までわざわざ見送りに来てこっち見て手を振っている
『また必ず来ます!元気でいてくださいね~』
バスの中でひとり泣いていました
『ごめんなさい』と!