カテゴリ:医学
全身の筋肉が衰える難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新薬の製造販売が承認されました。ALSの治療薬としては9年半ぶりの承認で、11月下旬にも公的医療保険が適用される見込みです。
ALSは、運動に関わる神経細胞が失われ、筋肉が動かなくなる病気です。発症から3~5年で呼吸が難しくなります。国内の患者は約1万2000人と推計されています。 新薬は、エーザイが開発した注射薬「ロゼバラミン」(商品名)で、主成分のビタミンB12は、末梢神経を修復する作用があります。 週2回注射で投与します。発症後1年以内の患者に投与した結果、会話や歩行など身体機能の低下を抑制できました。生存期間や人工呼吸器を装着するまでの期間を約500~600日延ばせた可能性があるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 5, 2024 07:45:33 PM
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