城山~ビク石 藤枝市 2021.12.9
朝起きてみれば空は快晴、3日続きの雨にうんざりしていたので~こんな日に家に居たら勿体ない!前から興味のあった城山~ビク石を縦走してみようとヨガ仲間のK口さんを誘って「道の駅・玉露の里」にVEZELをデポしていざスタート!朝比奈川に沿って車道を北に向かって歩く。これから、やや右の小高い山、城山(じょうやま)から左への稜線を歩くことになる~新舟(にゅうぶね)付近から見るビク石の展望地をズームアップ!モミジの紅葉がいい目印だ。山頂は右の少し高い森の中にある~朝比奈川の右岸に移り小丹原の民家(もてなし農家の看板がある)を左折して農道の登りに入る。この朝比奈地区は、京都の宇治、福岡の八女と並んで玉露茶の日本三大産地として有名なところである。舗装した農道の登りを数分で、右の茶畑のなかにこの見晴らし台?を見る。「もてなし農家」さんの茶畑だそうだ。農道終点の手前から登山道に入る。といっても標識も明瞭な道もなく入口は竹林を分けて入るだけ。あとは、稜線を外さないようにひたすら登り続けるだけである。城山までは3ケ月前に山友達に誘われていちど登っているのでイメージは残っている。三角点のある城山(377m)の山頂着~ここまでいちど山頂直下でコースアウトしたが修正して無事に到着だった。城山から南西方向への稜線を確認。この地よりビク石までは登山道も明瞭で案内標識もあるので気は楽である~山頂より急斜面を下降する。場所により親切なトラロープも張られているが気は抜けない!344mのピークを過ぎればしばらく起伏の少ない山道に変わるが、びく石に近づくにつれて始まる直線の急登が苦しい!この辺りは、まだ随所に紅葉が見られて目を楽しませてくれている!低山ゆえの魅力である~道の駅玉露の里をスタートして3時間、ビク石(526m)の山頂に到着した。西側の展望も開けており、高根山や、、大鈴山が彼方に望める~MTBを担いで頻繁に通った山だった~展望の乏しい山頂から南方向へ移動して、、下界(新舟)から眺めた展望地でランチタイムを摂る~ベンチやテーブルがあってゆっくりとくつろげる~東側の展望は文句なく素晴らしい!!眼下の朝比奈川に沿う殿の集落の先には焼津アルプスの山々が横たわる。左より、丸子富士、満観峰、花沢山、高草山などが~丸子アルプスも一望!駿河峰、大鈩山、飯間山など、、眼下のまだ紅葉の残る山は、先ほど越えてきた城山である~後方の双耳峰は安倍城址だろう。たっぷりと雪を被った富士山~手前は、白い反射板の目立つ竜爪山と、紅白の鉄塔が立つダイラボウだ~まったりと山座同定を楽しんで笹川コースを下山した~いまの時期はコアジサイの黄葉がけなげで美しい~竹林を往くK口さん、下りが早い!フユイチゴの赤い実をそこかしこに見る~笹川八十八石コースには巨石、奇石がたいへん多い!本コースは春先に来るのがいい!花々が一時に咲いて実に美しいのだ~沢のせせらぎを聞くようになれば林道終点は近い~<参考コースタイム>道の駅玉露の里9:55~10:15小丹原~10:30城山登山口~11:30城山11:35~11:45344m峰~12:50笹川(玉露の里)分岐~12:55ビク石13:50~13:55笹川分岐~14:40林道終点~15:25道の駅玉露の里 歩数計→17200歩 2.5万図 伊久美、静岡西部