原点に帰る・・・奈良の旅
おはようございます。最近のブログは独り言っぽいとよく言われておりますので、今日はいつもと違った観点から書きたいと思います。でも、もともとこういうことを書いていきたいと思っていたので、原点に戻ると言ったほうがいいかもしれません。ここ2,3年は奈良に行く頻度が増えました。必ず年に1回は行っています。それまで奈良には人生で3回行っただけだと思います。歳をとるに連れて、歴史が少しずつわかってくると、奈良の良さや文化財の価値がわかってきたんです。だから、奈良に行くことが以前にも増して楽しくなりました。今では、奈良の大学にも在籍していますしね。で、今回は奈良といえば「大仏」、東大寺の画像を載せたいと思います。これは以前のブログにも載せたものですが、再び載せたいと思います。743年に聖武天皇が大仏造立の詔を出して建設が始まり、752年に完成しました。1180年に平重衡の焼打ちで損傷を受け、1185年に重源によって再建されました。1567年に松永久秀によって再び焼打ちに遭い、大仏が損傷を受けました。大仏の頭部が1691年に新鋳され、大仏殿は1709年に再建されました。ということは、大仏が現在の鎌倉の大仏のように、雨ざらしの状態であった時期があったということです。では、大仏殿の正面から見た上の画像で、大仏殿の正面の壁には柱が何本立っているでしょうか。8本ですね。大仏殿が創建された当初は12本だったそうです。現在の大仏殿の大きさは当時の2/3ということになります。これは江戸幕府が再建する際に、財政難がゆえに当時の大きさのものは造ることができなかったと言われています。次は東大寺二月堂です。これは3月になると行われる有名なお水取りの舞台となるところですね。行ったことは無いのですが、いつかは行ってみたいですね。とみかく混むみたいですが・・・。いかがだったでしょうか。また奈良については載せていきたいと思います。