「そうだ 京都、行こう」 その9 大覚寺
仁和寺の次は大覚寺です。日本史では鎌倉時代の後半に、天皇の皇統が2つに分裂した際、一方を大覚寺統、もう一方を持明院統といったのですが、その時に大覚寺の名前を聞くと思います。後嵯峨上皇のあと、その皇子の後深草上皇と亀山上皇がお互いの皇統を譲らず、皇統が2つ存在するということになったんです。それで話し合いの結果、2つの皇統からそれぞれが天皇の位につけるようにしたんです。このことを両統迭立といいます。それが南北朝時代まで続きます。この寺には大沢池という池があったのですが、雨だったので、こんな感じになりました。天気が良ければもっといい景色が見られたでしょうね。ここでは写経もできるそうでいつかはやってみたいですね。