元寇について
ただいま蒙古襲来(元寇)について勉強中です。大まかなことは分かっているんですが、まだ細かいところまで詰められていません。蒙古襲来といえばこの絵はご存じのことと思います。この武士(御家人)は誰だか分かりますか?これは肥後の御家人の竹崎季長です。当時、御家人は幕府(将軍)のために命を賭けて戦って、手柄をたてて褒美をもらうためにがんばりました。そのため竹崎季長は自分の戦いぶりをこのように絵巻物に描かせて、記録をとったと言ってもいいかもしれません。なお、世間でよく見られるこの場面は、もう少し左の方まであると思います。いまここに載せた場面に描かれた左の3人はモンゴル人なんですが、実はあとから加筆されたものではないかと言われています。他に絵が描かれている描線とこの3人の人物の描線の濃さが違うし、ここに載っていない左側の場面で状況が異なるからです。それは実物を見てもらうと一目瞭然です。とりあえず行き詰まった感があったので、ブログを書いてみました。