㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

潮流の関係で真夜中でもボートを漕がないとスケジュールが狂ってしまう。
そこで、深夜３時起きで明け方までボートを漕ぐことになるのだが、ある夜、船尾燈を付けるのを忘れ必死で漕いでいた。

船には左舷燈は赤、右舷等は緑、船尾燈は白をつける決まりがあり、このことで船の進行方向などが判断できる。

その夜、後ろのほうから地響きのような音が聞こえてきた、あわてて後方を照らしてみると見上げんばかりの大きな貨物船が５０メートル後方に迫ってきた。

明かりがついたので先方もこちらの存在が分かったらしくあわてて警笛を鳴らす。

ボー、ボーという鼓膜が破れそうな音を出してこちらに迫ってくる、大きな船は急に方角を変えれない、もうちょっとで接触というところでなんとか貨物船をかわした。

貨物船のブリッジからはやじのあらし、貨物船の波を受け船が転覆しそうになったのだが
なんとか命拾いしたのである。



なんとか保安大に帰り着いたメンバー