㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

現代文明は発明からなりたっている。
発明の原点は「なんで？」と言う素朴な疑問から研究の結果原理が分かりそれを応用した結果である。

男性は「なんで？」という疑問を素朴に持つ、が、女性は大多数の方が「そうなってるからそれでいいのよ」なんて事で済ましてしまう人が多い。

男性が文明の利器を開発し女性がその恩恵を受けるという縮図は永遠に変わらないだろう。

で、ベルクロおばさんの話である。
ベルクロおばさんはスイスに住んでいた、毎日犬を野原に散歩に連れて出かけていた。

ある日、自分の服や犬の毛にくっついているゴボウのみが気になった、「なんで」くっつくんだろう？
それで気になって顕微鏡でゴボウのみを観察してみるととげのようなものがたくさんあり、その先がかぎ型、つまり傘の柄のような形をしていた。

一方、自分の服や犬の毛のからまったところはループ状の形をしていた。
結局このループにかぎ型のゴボウのとげがひっかかっていることが分かった。1948年のことである。

ベルクロと言うのはそれを日本で言うマジックテープとして開発した会社の名前であり通称ベルクロおばさんはジョルジュ・デ・メストラルという名前だそうだ。

もちろん世界中で使われているマジックテープでありジョルジュさんは大金持ちになったに違いない。

発明は自然界から学ぶ事が多い、自然のなんと多様なことよ、動物が考えるわけないのに鳥は空を飛び、しかも何種類も特徴を持った種類に変化し、魚も、地上の生物も、植物もなんであんなに多様なんだろう？

かのダーウィンは言ったそうな「力の強い者、賢い者がこの世に残るのではない、変化に適応したものだけがこの世に残るのだ」

ところで私はこのトリがなんという種類なのかわかりません。
でも、美しいブルー、かわいい姿で僕らの目を楽しませてくれていることは分かります。


撮影者　長谷川平蔵