㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

練習船「こじま」はアロハタワーの近くに着岸した。

上陸に当たって教官から注意を受けた
「ダウンタウンは危険だから一人では絶対歩かないように、できたら行かないで欲しい
それとロコボーイとはあまり話しをしないように、トラブルの元になる」

行くなと言われると行きたくなるのが人情です、なんせ血気盛んな若者が２週間も人間を見ていないのだから足は自然とダウンタウンのほうに向かった。

知らない土地を歩くと何故か人だかりが多い方へ足が向く。
「トップレスバー」と書いてある、女性の裸を見ながらお酒が飲めるのか、悪くないな。
と、いうことで確か３人ぐらいで入ったと思う。

お店に入ったら結構な人がグラスを片手に舞台の方を見ていた、鍵穴型の舞台で最初は黒人が上半身裸で踊っていたと思う、次に出てきたのが金髪の美人だ。

踊りながら何故か僕たちの方をジロジロ見ていた、踊りが終わってしばらくすると着替えてこちらの方へ来て僕の隣に座った。多少英語がしゃべれるので"no thank you"結構ですと断った。
お店のシステムと思っていたのだが話すとそうではないらしい、ここからは日本語で

女性「どこから来たのですか？」
日本からだよ
女性「あー、懐かしい、大阪、東京、福岡に行ってきた」
ビジネスでですか？
女性「そうよ、この仕事で踊ってきたのよ、この後はどこに？」
シアトルだよ、シアトルの帰りにまたこのお店に寄ってみるからね、おみやげ買ってきてあげるから何がいい？
女性「まかせるわ！」
ところでお名前は？
女性「Dona Cosentino」
ドナね、わかった、ありがとう。

話が飛ぶが結局、シアトルの帰りに寄って大変なことになってしまった。
お土産はNBAのシアトルスーパーソニックスのマグカップにした。
そのときのお話はまた後日、お楽しみに。

任せるは英語で「It's up to you」または「Depend on you」だ。