全て
| 生活の中の見えない幸せ
| 面白い生活のヒント
| 幸せ発見!
| 思い切って出てみた
| 学問のすすめ
| 知られざる世界
| わかりました!
| 思い切って白状します
| 映画大好き!
| 山陰発信
| FP知っ得情報
| FPのお仕事
| 映画で使われる英会話
| 気楽な国オーストラリアのお話
| 車大好き!
| 参考になるもの
| 困ったこと
| ロック大好き!
| 住宅ローンアドバイザーが語る不思議な話
| FPの-幸せ探検隊
| 写真のお勧め
| 音楽大好き!
| 日本のFP会社 FPコンサルツ広場
| うーん、なるほど!
| 役に立つもの
| バイク大好き!
| 山陰のFP
| 飛行機大好き!
| クリストフ皇帝の復讐
| 絵画大好き!
| ペン大好き!
| 熱帯魚大好き!
| ナイフ大好き!
| 今、はまってるもの
| 作るの大好き!
| 模型飛行機写真募集
| 電気畑
| もう一つの海猿
| 科学は面白い
| 仮想通貨(暗号通貨)のお話
| when I'm 64
| 敗者復活戦
| 2023年ある春の日
| 五式戦の妖怪
| 正義仁愛
カテゴリ:知られざる世界
シアトルで一番印象に残っているのはパブで歌ったことだ。
話は遡るがシアトルは坂の多い街、坂に沿ってカラフルなお店や木々が立ち並んでいる様はまことに味がある。 その坂の中腹にcocktailと書いた店が立ち並んでいる、ふと雰囲気のいい店に立ち寄った。 カウンターに座りビールを注文すると必ずブランドを聞いてくる「Bud please」で通じる。 最初に驚いたというか学習したのがグラスも冷蔵庫から取り出して冷えたグラスに入れてくれたことだ。今ではあたりまえだが、30年前は日本では当たり前でなかった。 気のきいた店はやってただろうが一般的にはどこもやってなかった。 外国に行ったらその土地の人たちと話をしなければ損だ、それでカウンターの男前に話しかけた、すると彼はバンドをやっているという、ギャレット&ディーと言う名のグループで彼はギャレトでサキソホン担当だ、ディーは黒人のピアニストだがその場には居なかった。 カウンターの中の美人はギャレットの彼女だ。 しばらく話をしていると今晩、スマグラーというパブでショウをやるから見に来ないかと誘われた、もしろん承諾して友人と二人で行くことになった。 パブ「スマグラー sumuggler」「密航者」はかなり大きいパブで100人以上はお客さんが居たと思う、ギャレットに一曲歌わしてくれよと頼むとショウが終わるころに歌わせるという、何回も「Are you sure?」と聞かれた、何を歌うんだと聞かれてサイモン&ガーファンクルの「Bridge over troubled water」「あすに架ける橋」と答えた。 ショウが終わりいよいよ順番が回ってきた、外国では度胸がすわるもんだ、ぜんぜん動揺しなかった、最初にお決まりの挨拶を、ここまで長い行程だったことや、この土地を褒め、人を褒め、最後にへただから我慢してくれと忠告しておいた。 ディーの澄んだピアノの前奏が流れ会場は静まり返った。 その時は不思議と澄んだ高音が出たのだ、100人以上を前に舞台に上がり一人で歌う、こういうときって案外冷静でお客が目を閉じたりして聞き入っているのが見えたのだ。 歌い終えると会場は割れんばかりの拍手につつまれた、日本人の株もすこし上がったろう。 しかし、船の門限まであと10分ぐらいしかない、皆さんに説明とお詫びをして早々に立ち去った。 門限にはなんとか間に合ったが悪いことをしてしまった。 スマグラーをでたあと、あわててタクシーに飛び乗ったのだが振り返ると順番待ちの老夫婦がいらっしゃった。 悪いことをしたと今でも思い出すことがあるが、あの老夫婦はパールハーバーを思い出したに違いない。 最後に株を下げてしまった。 シアトルは夜景もきれいな街だ、長谷川平蔵どのがめずらしい夜景の写真を送って下さったので掲載します、金星の横に光の筋があり、改め方の親分はUFOと断言しているが。 あれは人工衛星に違いない。 撮影者 長谷川平蔵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.02 22:21:39
コメント(0) | コメントを書く
[知られざる世界] カテゴリの最新記事
|
|