㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

数年前、日本海において海上保安庁の巡視船が不審船に発砲し、ついには沈没させたという事件があった。

その後沈没した不審船を引き上げて判明したのは沈没の原因は海上保安庁の発砲が直接の原因ではなく不審船による自爆が原因と判明した。

ただ、保安庁の20ミリ機関砲の命中によりエンジン部分の損傷により、もう逃走は不可能と判断して自爆したもので間接的には発砲が因果関係にあるというのが大多数の意見だ。

20ミリの弾丸とは弾丸の直径が20ミリであり相当な破壊力がある、もし乗用車などに命中したら一発で走行不能となるだろう。
挿入口は小さいが（鉄板が薄くて入り込んでしまう）出口には直径50センチ以上の穴が空くことだろう。

ところで相手は北朝鮮の工作船ということになっているが先方も先に自動小銃などで発砲してきた、しかし、荒れる日本海で狙ったところに命中させるなどはほとんど神業である。

下の写真を見ていただきたい、海上保安庁の発射した20ミリ機関砲はほぼターゲットから外れることなく的中している。

これには理由があるのだ、海保の友人が語っていた、海保の20ミリにはマイクロコンピュータが搭載されていて一度目標を設定するといかに船が動揺したり相手の船が動いても常に銃口が目標からずれないようにコンピュータ制御されている。と

本当かどうかは知らない。

だが、弾痕を見る限りそうとしかいえないようだ、おそるべきコンピュータ。
やはり日本は技術立国なのだ。



被撮影許可者　長谷川平蔵　撮影者　長谷川平蔵