㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

いつも夕方のぞいてみる本屋さんの中の喫茶店に悲しげな顔の少女がいる。
そこに勤めているのである。

少女と言っても年齢は二十代の後半だが、小さくて細いので少女にしか見えない。
最初に彼女を見たときに、なんて暗い顔をしているんだろうと驚いた。

次に顔を見たときには明るく楽しそうだった、でもせんは細く頼りなげな様子は変わらない。
実は今日、街を歩いていたら彼女に遭遇した、友達と一緒だった。
今週いっぱいで喫茶店を辞めるという、僕は「また悲しい病がでたな？」って言ったら、
なんで分かるんですか？って言ってた。

一度、その喫茶店で彼女がお客として来ていたとき少しの間話した事があった、その時彼女は自分のことを語ったのだ、自分は精神が弱くて病んでいると・・・

その時も友達と一緒でぜんぜん病んでいる様子はなかった、お店のビスケットを２つ買ってあげたっけ。

まあ、そんなつながりで彼女も僕の顔を見るといつもお礼を言う。
「あの時はご馳走様でした」って、今日も言われた。

心の病は誰でもなる、こんな世の中で全然ならない人が信じられないくらいだ。

かつて僕もうつ病と言われていた時期があった、42歳から43歳の間だ。
会社の人間関係が原因で自分を見失っていた時期があった。
それが原因で会社を辞めてしまった事も事実だ。

人にはいろいろな時期がある、中学生とかがいじめが原因でよく自殺なんかするけど、それはその時期が永遠に続くと思い、生きる希望を失うからだ。

そんな時期がずっと続くはずがない！
そのことを親は教えるべきだし、子供の様子を事前にキャッチして転校させるなり長期で休ませたりするべきだ。

たった数ヶ月、数年のことはこの長い人生のすこし曲がった道でもいいじゃないか！？

世間体がなんだ、お金がなんだ！
ひとの心ほど大切なものはないじゃないか！　と大声で叫びたい。

いまはこうして張り切って仕事をしてブログなどを書かせて貰っているが、永遠にこの幸せが続くなんて思っていない。

その割りきりが、今まで学んだことのなかで一番重要な方法なのだ。