㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

遠洋航海は呉を出港してから帰港するまで８０日あまりもかかる。

もう三十年近く前の話だが新聞はテレックスで毎日送って来る、通信室で世界のラジオが聞ける、雑誌もいっぱい積んでいくので情報には困らない。

食事も専門のコックさんがいるので困らない。

風呂もあるので困らない。

船にいるのは血気盛んな２２歳から２４歳の若い男性だ。
ここまで言えば分かってもらえると思う・・・・

僕はエンジニアだったからエンジンコントロールルームでいろいろな人とおしゃべりする。
前にナンバンって人の存在を書いたと思うがまだ読んでない方にもう一度説明します。

ナンバンとはナンバーワンをもじった和製英語で乗組員のトップを言う。
トップと言っても船長ではなく士官以外のトップ、つまり船のことを隅から隅まで知り尽くした士官以外の乗組員のトップだ。

エンジンではナンバンがトップ、航海ではボースンがトップである。
士官は陸上勤務もあるし転勤もする、だからその船のことはナンバンかボースンに聞かなければ詳しいことまで分からない。
だから船によっては彼らの方が威張ってる、というか頼りになる。

話をもどそう、僕が遠洋航海をしたときのナンバンは６０歳近い定年前のベテランだった。
なんと、初代南極観測船「そうや」に乗っていたそうだ。

そのナンバンとさっきの”困る話”になった。
初代「そうや」には、なんと、ダッチワイフが積んであったそうだ！

事実かどうかは知らない、しかし、国家の威信をかけた南極観測隊派遣、国家公務員。
その船にダッチワイフ？

でも、分からないではない、だって戦後間もない頃だし、事実戦争中は従軍慰安婦もいたんだから、ダッチワイフなんてかわいいもんだ。

従軍慰安婦がわからない若い人はおとうさんに聞いてみてください、きっと話をぼかすと思うが・・・

だけど、僕たちの船には積んでなかった、これは事実。
だって、気持ちわりいだろ？
もちろん現在の若者が一般的にする方法で処理していました。

さて、今日のなぞ文字のコーナーです。
難易度３ですから、分かったらコメント入れてくださいね！

ヒント：一般的な食べ物です　前回につづいて麺類です

"間　祖氏ー男"

さて、分かった方はコメントをくださいね！