㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

前回は飛行機雲のなぞを書いたが、ブルーインパルスなどの曲芸飛行で何故低空でも飛行機雲のようなものが出せるのか？

その答えは、排気口の後ろについているノズルにあった！

実は、曲芸飛行機の排気口の後ろには水が噴出すノズルが付いている、飛行機の胴体の中に水が入ったタンクがあってノズルを開けると水が噴出してくる、噴出すというより正確には吸い上げられるのだが、その水が高温の空気に触れて一気に蒸発して水滴になる。

低空ではまわりの空気が暖かいのですぐに蒸発して消えてしまう、飛行機雲のようにいつまでも残らない、それにタンクの水の色を変えればさまざまな色の水蒸気にかわる。

写真の、１番先頭のジェット機はノズルから水を出していない、ちなみにブルーインパルスのノズルは右エンジン後方についている。