㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

Discoveryというドキュメント番組がある、戦艦アリゾナがどういう原因で沈んだかを検証する番組だ。

この番組を見ていると旧日本海軍の奇襲攻撃の卑怯さ、アメリカ人のプライドを完全に踏みにじったことが良く分かる。

それにもまして腹立たしいことがある、もう２８年も前のことだから恥ずかしいけど白状してしまおう。

海保大２５期が遠洋航海で最初に帰港したのがホノルルだ、そして最初に見学に行ったのが、このアリゾナ記念館だったのだ。

アリゾナ記念館は日本の攻撃で亡くなった戦艦アリゾナの乗組員１１００名あまりを奉った言わばアメリカの心の記念館だ、そこに上から下まで白い制服を来た日本人がぞろぞろと歩くなんて非常識もいいところだ。

いくら海上保安庁だからと言ってアメリカ人には日本の海軍としか見えない、だから、出会うアメリカ人に嫌な顔をされた。

とても、恥ずかしかった、ジャップと言われた！

いったい、日本人の常識はどうなっているのか？

それから、話は変わるが、広島刑務所に制服で見学に行った、制服を着てどうどうと刑務所の中に入り作業をしている囚人の横を通った、どこかの囚人が大声で言った。

「俺たちは見世物じゃねえぞ！！」

たしかに、その通りだ、もちろん今はそんなことはしていないだろうが、当時の国家公務員の上層部の常識はいったいなんだったのだろうか？

この２つの出来事はとても恥ずかしいこととして誰にも話したことはなかった。
だが、うそのような真実の話である。