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カテゴリ:知られざる世界
海上保安大学校の卒業生は階級で言うと”三等海上保安正”という位になる。
警察で言うと警部補、自衛隊で言うと三尉にあたる。 若干22歳でその階級になると部下には当然年上が沢山いる。 こういう若造が現地に赴任すると当然のように、いじめがはじまる。 そうとう、きつい性格でないと完全になめられてしまうのだ。 現地の船や地理、捜査のやり方、あらゆることに関して無知だから古参にいじめられるのだ。 ひどい話になると煮え湯を頭からかけられたという同期の話も聞いた。 だから、変な話だがしたてにして頭を低くしていないといけない。 現地には必ず古くからいるボスがいる、だからいち早くこのボスと仲良くならなければならない。 僕は現地に出たわけではないが、自分で志願して現地実習に参加させてもらった。 「くずりゅう」という新造の巡視船を舞鶴から境港まで回航するという任務だ。 今でも覚えている、志願だから旅費や手当てが一切出ない、夏休みとかを使ってやるのだが僕の帰省地は米子市、境港市のとなりの市だ、その米子市からわざわざ舞鶴まで電車を使って行って巡視船に乗ってまた帰ってくるのだ。 長い長い時間列車に乗って心細く山陰線で舞鶴まで行った覚えがある。 なんとなくバカらしい。 巡視船に乗って検挙の現場や、射撃訓練とかに立ち会えるものと思っていたが、残念。 実は、いま考えると、ここでも軽いいじめにあった。 船にはボースンといってその船のことは何でも知っている古参の下士官がいる、僕はこのボースンに軽くいじめられた。 出会いがしら「こんな青年がまだ日本にいるんだねー」と言われた。 ?・・・・ なにかお世辞を言われるかと思ったら、「こんな背が低くて、下膨れの顔の若者がまだ日本にいるのか」と言い出した。 たしかに、それには近いかもしれないが僕みたいなのはたくさん歩いている。 そんなに珍しいというものでもない。 あれは完全に言葉のいじめだったのだ・・・ 傷ついた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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