㈱FPコンサルツ広場　FPの幸せ探検隊

新しく設立したＦＰ会社では主にモゲージ住宅ローン（Mortgage Loan）を扱っている。

日本では住宅ローンは銀行が行なうものというイメージが強いが、アメリカではモゲージブローカー（銀行ではない）が住宅ローンを扱うのが普通だ。

最近騒がれているサブプライムローン（低所得者向けの高金利ローン）とは違い、住宅ローンを証券化して資金を調達するという合理的な方法で金利も低く、返済期間全期で金利が変わらないという画期的なローンだ。

アメリカではこのモゲージローンが住宅ローンのうち約７０％のシェアを占めている。
日本では約１０％前後、まだまだ銀行が強い。

もちろんアメリカでも現在の日本と同じような状況はあった。

金融の世界ではアメリカに比べ日本は10年～20年遅れているといわれている。
社会情勢も違うのだから仕方がないのだが、実は社会環境も日本は欧米化している。

終身雇用？若い方が聞いたら何の話という時代になり、実力さえあればいろいろな会社からスカウトがありステップアップしていくというのがあたりまえになった。

いずれ住宅ローンの世界もモゲージローンがあたりまえになるであろう。

貸す方もリスクがなく借りる方も低金利で、みなが納得のいくシステムにたずさわれるのは幸せのきわみである。