Starnet++
話題の starnet++ ですが、ようやく6時間ほど前にダウンロードしました。 私は流行には超鈍感ですからね(*≧m≦*) 天体写真上の星を消せば、相対的に星雲が浮かび上がる。 町の明かりが消えたら夜空の星は煌めく、に近い感覚ですが 問題は星が消えた画像をどう使うかですよね?? 最近選択マスクを使うようになったので、 なんとなくやってみて何となくうまくいきそうな予感、 とだけ今日は書いておきましょう。 なんせ使用歴6時間です。 で、わずか6時間で本来の使い方をさておき、 Starnet++の存在を知ってからずっと気になっていたことを 試してみることにしました。 それは、メトカーフ法スタックした彗星画像でも恒星は消えるか? です。 元に使ったのは、あのラブジョイ彗星。 あれ以来こんな大彗星来てないですからね。 これはその当時の画像です。 今回元画像の入ったHDDは職場においているので 一旦完成品としてブログにアップしたJPEG画像、長辺2048Pxをダウンロードして 16bit TIFFに変換して処理してみました。 Strideは48です 結構細長く伸びた恒星も消えてくれますが 残念ながら完全に消えるわけではありません。 しかし、これまでこういう画像を手に入れるためには CometMode KappaSigmaClippingで処理をしていました。 その方法だと輝星が滲んだように残ってしまうんですよね。 これまでは、それでもただのAverageStackよりは彗星の淡い構造が見える と、KappaSigmaClipping画像とAverage画像を比較明していました。 しかし! このStarnet++で出力したStarless画像に 輝度を落としたAverageを比較明合成すると 輝星周囲の滲みもなく、見た目すっきりです。 さて、私の今までの処理の問題はこの程度で一旦は解決。 しかし、本当に目指すところは 多数枚スタックしたけれど恒星はほぼ完全に消えている状態の処理結果。 であれば、彗星がそこにいない日の恒星基準スタック画像などと 比較明合成ができます。 他の天体との接近などの画像をもっと上質に仕上げたい というのが最終的な目標。 実は先ほど佐賀のK氏とネット上で会話していて 同じことを考えられていたことがわかりました。 方法論も同じようですので、ちょっと心強い。 ただ手間暇かかります(*≧m≦*) 近いうちにぜひやってみたい。 でも秋は仕事が大挙して押し寄せる時期なんですよね・・・ え?まだ8月?? うそぉ! 今のこの時間、庭の気温はまるで9月下旬なんだけど??