昨夜は宵のうちは曇ってしまい、何もできないなと思ったのですが
夜半過ぎから星星が見え始めたので、ちょっと遊んでもらいました。
その画像はまた今度、ですが、
特筆すべきはその一日前の空の透明度。
我が家の庭からあんなにくっきり天の川が見えたのはいつ以来だろう。
年に1~2度、あるかないか。
まったく、微粒子がなければここまで星が見えるんじゃないか・・・
と、残念です。
ま、高度成長期だったころもそうだったのかもしれませんけどね。
今日の画像はえび星雲。
以前も、NGC6357彼岸花星雲と
NGC6334出目金星雲(自分的にはネコの肉球星雲という呼び名の方が好き)を
庭から撮影した後、こちらも、と狙ったものでした。
その当時はどうしても庭から写すことができず
これを目的にくじゅうに出撃しましたが
あまりの霞みにガイドエラーが頻発、
オートガイドできないまま朝を迎えたことがありました。
今回は庭から天の川が見えるという類稀な透明度、
ようやく多数枚スタックができました♪
しかしまさか我が家から撮れるとは。
電線の隙間を縫うのはもちろんですが
お向かいの家々の屋根と屋根の間に見えるわずか1時間の間だけ
撮影可能でした。
この天体が我が家の庭撮りの南限のようです。
ケンタAは出撃しないと無理だなぁ・・・
(楽天)
(フォト蔵)
IC4628エビ星雲 posted by
(C)ホシミスト_3013
2018.05/11 00:44~ 自宅庭より
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Astronomik CLS CCD EOS Clip
Canon EOS Kiss X7i ISO1600 60秒×56Fr
Takahashi EM200(AGS-1L) + PoleMaster ノータッチ
DSS(L56D20F60DF60B55)KappaSigma 32Bit
PSCS2 SI8 NeatImage (SaturationをVLT望遠鏡テイストに)
それにしても昨夜あたりから気温が上がってきました。
これで5月か?と思うほど低温でしたが、ようやく。
そうなると、やはりこの気温が上がる直前のこの夜は
デジカメでノイズレスに撮る良いチャンスだったわけですね、
透明度の問題だけでなく。
さて気温が上がってくれば、晴れたらきっと気流が安定しているんでしょうけれど
今夜は曇り、というか雨直前かなぁ