木星が5/09に衝となり、今年一番の大きさに見えていますが
その前後、肉眼的にかなりシンチレーションが大きい気がして
撮影を行っていませんでした。
知人の話によると、それでも結構見えていたらしいのですが、
今のところ昨年のような落ち着いた気流の日はありません。
木星はこれから徐々に遠ざかってゆきますので、
いい加減撮影しなければ、と思うのですが、
昨夜は雨の予報だったはずが、結構早い時間から雲が減ってきました。
もっと晴れろ~~!と思ったものの
あれだけの大雨の後なので、気流は落ち着かないだろうな・・・
とも思っていました。
そのうち海の向こうの大分市の光がほとんど見えなくなり
どうやら移流霧が発生したようです。
別府湾の対岸ですから、いずれこちらに押し寄せるだろうし
湿度も猛烈なので、どうせすぐに補正版が曇る
と思い、さっさと諦めましたが、
今朝目が覚めると、やはり当地は深い霧の中でした。
さて、5/11は、夕方に完全に曇っていましたが、夜半前から晴れ間がのぞき
肉眼的にはシンチレーションも少なそうに見えました。
はたして、望遠鏡で見てみると、木星表面の模様は
今年一番の見え具合。
喜び勇んで撮影を始めてみると、薄雲があったようで
明るさが一定しませんでした。
それでもWinJuposで7コマDe-rotationしてみたら
結構見えてきましたよ~~。
木星の前を横切ろうとしているのは、衛星イオです。
(楽天)
(フォト蔵)
20180512 0039 の木星 posted by
(C)ホシミスト_3013
Celestron Edge HD800+ZWO ADC+Celestron 3xBarlow ZWO ASI290MC FireCaptureV2.6beta
Gain400 Gamma40 Shutter10msec Duration60sec
自宅庭にて2018.05/12 00:35から60秒づつ連続7セット撮影
(De-rotation処理のため2018.05/12 00:39JST
{2018.05/11 15:39UT} の画像として出力されています)
AS!3 Registax6 WinJupos SI7 CS2