知人がLPR-Nフィルターを購入したものの、
その方の撮影環境ではメリットを感じないばかりか、
恒星の色がおかしくなるので使いたくなくなった、さてどうしよう
とSNSにアップされていました。
さて、私の撮影環境では光害カットフィルターがなければ
淡い星雲はなかなか撮影困難ですし
実は今使っているCLSフィルターの固定のツメが甘くなってしまい、
カメラ内に固定しにくくなってしまっています。
新しいフィルターを購入しなきゃいけないかなぁ
と思っていたところだったので、
要らないなら譲ってください!とメールを送り
破格の値段で譲っていただくことになりました。
で、それが昨日届いたのですが、
早速使用感を確かめなければ・・・と思い、網状星雲を撮ってみました。
網状星雲は赤から青まで、カラフルな星雲が散らばっていますので。
で、詳しい比較検討は後日まとめるとして
ざっくりとした印象ですが、
CLSに比べ多くの可視光線を透過するLPR-Nは、カラーバランスが崩れにくい
と言われていますが、
なんのなんの・・・CLSよりは楽ですが、
カラーを整えるのは結構苦労します・・・
知人の仰っていることがよくわかります。
しかしそこはCLSの大きく崩れたカラーバランスと付き合ってきた私、
何とかかんとかこういう風に仕上げてみました。
(楽天)
(フォト蔵)
20180813網状星雲 posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
LPR-N X7i(Ir) ISO1600 60秒×151
Takahashi EM100+PoleMaster
DSS(L151D58F30DF58B80 KappaSigma)
PSCS2 SI8
2018.08/13 自宅庭
CLSよりは崩れは少ないですが、
どちらの光害カットフィルターも、
最終的なカラー調整に結構気を使う必要がありますね