いやぁ、昨夜は寝落ちする前に寝ようと思ったんですよ。
疲労困憊、夕食後すぐにまぶたが重くて重くて・・・
それなのにそんな時に限って眠りが浅いものです。
今朝もなんだか眠り足りな~~い。
ところで、いつから星雲を撮らなくなったんだ?
という声が聞こえてきそうなほど
最近撮ってませんでしたね。
ここのところ火星を撮影した後、
晴れているのになぁ、と後ろ髪引かれながら
室内に戻る毎日。
昔なら、え~~い、と撮ってましたけど
最近睡眠不足が翌日の仕事に響くようになりましたのでね
この大人の事情は、
まだ若い経験の少ない方たちにはわかりませぬぞよ
とはいえ、土曜の夜ならいいでしょう?と半徹夜の撮影を行ったのは
10/25の未明
対象はぎょしゃ座のIC405とIC410
望遠鏡を手にした直後から何度も撮影していますが
これ、と思う画像は手にすることができていませんでした。
自宅で撮影するには勾玉は淡いので無理な処理となりますし、
空がいいところで、と、くじゅうでフィルターなしで撮影すると
恒星が明るくなりすぎて邪魔だし。
しかも昔撮った画像はどれも斜めノイズが盛大に出ているし。
今回はできるだけ長時間露出する、
手動ディザをする
恒星を明るくしないためにCLSで減光、
の三つを対策に掲げ
屋根にかかるまでの3時間22分、たっぷり露出しました。
10/24の夜遊びの4対象目、オオトリにふさわしい、
満足のいく結果となりましたよ。
(楽天)
(フォト蔵)
IC405IC410 20201025 posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Astronomik CLS-CCD
Canon EOS Kiss X7i(Ir) ISO1600
90秒×135(総露出3時間22分30秒)
Takahashi EM200(AGS-1L)+PoleMaster
ノータッチ+手動ディザリング
2020.10/25 01:07~04:40自宅庭
DSS(L135D19F45DF50B60) PSCS2 SI8 NeatImage
それにしても昔からCLSを装着した時はフラットが決まるんですよ。
今回もほとんど傾斜レベル補正は行ってません。
最近UV/IR cut filter なんてものを使い始めたのでふと思ったのですが
おそらくCLS装着しないときはCLSでカットされる波長の光が
flat作成の邪魔になっているんじゃないだろうか??と
特に赤外線領域かな?
だとすれば、非改造のX4でフィルターなしで撮影して
flat作ってみたらわかるかも。
さて、昼間はあんなに快晴だった当地、
この時刻空の大部分が薄雲に覆われています。
フィルターなしで撮影した火星面、
もう一度フィルターありで撮影しなおしたいのですが
さすがに今夜も無理そうです。
尤も昨夜あんなに疲れた顔見せておいて
今夜庭に出たら、どれだけ家族から叱られるか
わかったもんじゃありません。やっぱり
疲れていても家族が寝るまで疲れた顔は見せない
を遵守しなきゃ星遊びはできませんね(*^▽^*)ゞ