テーマ:◆◇◆天体観測◆◇◆(792)
カテゴリ:太陽系
今年は10月1日が中秋で、満月は10月2日でした。
そして、月初に満月だった、と言うことは・・・ そう、月末である本日10月31日、 今月二回目の満月です♪ (楽天) (フォト蔵) 10月2回目の満月 posted by (C)ホシミスト_3013 2020.10/31 20:15 自宅庭より Edge HD800 + RD(f=1422) EOS70(Ir)ISO200 1/2000秒×250 AS!3(AS_P=70%{175Fr} AP=5946) Registax6 PSCS2 23:49が望でしたが、雲が一気に押し寄せ 撮影できたのはこの時刻が最後でした。 今年最小の満月とのことですが、 満月+1400mm+APS-Cで一視野に入りきりました。 昨夜よりほんのちょっと西側を見せているようです。 さて、ブルームーン、との表現。 確かひと月に2回満月があった時の、2回目の満月のことを そう呼ぶんだったっけ?? と定義を調べてみますと、実は違うようで・・・ まず誤解の一つは、2回目の満月だけを指すわけではない ということ もう一つは、なんと・・・ 誤った使い方が浸透して今や市民権を得てしまった、 ということ。 1946年に、S&T誌が定義を誤って紹介してしまったのが 始まりだとか。(出典:Wikipedia) では本来のブルームーンとは何のことだったのか?? これもまたWikipediaが言うのには・・・、なんですが 太陽暦1カ月は約30日なのに対し、 月の満ち欠けの周期は約29.5日。 3か月となると暦上は91日ですが、月は89日で3周期ですので わずかに月の周期が早くなってゆきます。 季節を、冬至・春分・夏至・秋分、を区切りとして4つに分けた時 その間隔は三カ月ごと、ということになるわけですが 月の周期が3カ月より二日短いわけなので 場合により、その3カ月の間に4回満月が見られることがあるわけで その4回の満月の3番目の月をブルームーン、というそうです。 その定義で行くと、今夜の満月はブルームーンではないそうで・・・(*≧m≦*) ただ、Wikipediaは続きます。 昔の季節の区切りは天文学的な二至二分ではなく、 この日を区切りとする、と日付を決めていたので 実際の二至二分とは異なっている その天文学的な区切りでどの日の満月がブルームーンかを判定すると・・・ いやいやいやいや、 定義が「本来の」ブルームーンを言うのであれば その季節の区切りを「本来の」区切りと違う天文学的区切り にした時点で定義を逸脱してるからヾ(≧∇≦)〃 で、本来の定義だとブルームーンは 滅多に起きないことの例えとなるほど見ないことになります。 つまり、91日中に2日づつずれる、(91÷2=45) つまり91日を45回繰り返して元に戻る(45×3=135)、ということになるので、 135か月に1回しか来ないほど珍しい、ことになるでしょうか? そういうブルームーンより 月に二回の満月なら定義がわかりやすいし 頻繁ではないにしてもそこそこ希少価値がある程度 の頻度になりますから、そっちの方がたくさん楽しめます。 まあ、こういったものは本来の定義を忘れないように心に留めておいて 最近ではこういう風になっている、というのを楽しめばいいんですよね~~ Holoweenだって、本来1年の終わりの日に出てくる悪魔たちを 追い払う儀式だったけど、 人が悪魔に仮装するのは宗教の教義に反するとかなんとか 難しいことを考えない 今の仮装の日、の方が単純に楽しめますヾ(≧∇≦)〃 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月01日 18時56分46秒
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