昨夜は結局どうやって撮影画像をスタックするかに頭を悩ませました。
以前金星と木星の接近の時に、シュミカセ直焦点で
木星の縞模様は出せる、と自信を持った(と過信した)ので、
何とか表現したかった。
(
400mmでも出せないことはなさそうでしたが)
しかし考えてみたら、前回の撮影時に比べれば高度はかなり低い
なかなかに悪戦苦闘
まだ空に青さの残る17:28。
我が町は西に山があるので太陽はもう山かげ。
8インチシュミカセにEOS70Dを装着、
1.4テレコンを装着してもまだ視野に余裕あり。
(2032×1.4≒2845mm)
ISO200で1/5秒露出。土星の撮影には割とこれではまったようです。
52フレーム×80%≒41フレームをレジスタックスでアライン&スタック
ウェーブレットとRGBアラインまで
これでは木星が真っ白になってしまうため
1/125秒で撮影の木星画像50×80%=40Fr 1/80で撮影の木星画像50×80%=40Fr
を追加して、かろうじて木星の縞が見えてきました。
(楽天)
(フォト蔵)
20201220の木星と土星 posted by
(C)ホシミスト_3013
自分自身はこれで十分に成功成功とほくそ笑んでますが
何にしてもこの画像では暗すぎる
もうちょっと明るくしてインパクトを。
前夜に疲労困憊して赤道儀を設置する前に眠りこんでしまい
ヤマ勘で北極はこっち、と設置した赤道儀での撮影です。
それでさすがに15秒も露出をすれば少し流れます。
それでもガリレオ衛星4つと土星の衛星3つが姿を見せてくれています。
ADCを装着して撮影したため拡大率が微妙に変わったので
木星本体と土星本体に
1/125秒撮影の画像をスタックしたものをコンポジットする際に
サイズの調整が必要でした。
最初からADCかましておけばよかった・・・
(楽天)
(フォト蔵)
20201220の木星と土星(衛星) posted by
(C)ホシミスト_3013
こうしてみると
2900mm相当ですから、SKY90にASI290MCを装着して撮影すれば
もっと楽だったかも
かえすがえすも前夜の赤道儀設置忘れが手痛い・・・
さて今夜は仕事が終わったのが18:15。
かろうじて数分間見ることができましたが
大部分の時間は雲の中でした。
昨日見たときよりも更に低空、且つ雲の多い空でしたので
一概には言えませんが
今日は肉眼では一つにしか見えませんでした。
遠くを見る用の眼鏡を忘れてましたし
眼鏡をかけたときはもほぼ山の稜線に接していましたので
何とも言えません。
明日も似たような距離感ですが、
明日はもっと早く沈むし、仕事はぎりぎりまで入ってるし
無理かなぁ・・・