昨夜は予報より4時間早く雨になりました。
それもまあ、もうちょっとで災害発生、というところまでの土砂降り。
シミュレーションした天文現象に見られなかった例なし
の担いだ縁起が、いよいよ惨敗したわけですが
潔く諦めがつく、と言っていい土砂降り。
屋外に出る気、はおろか、窓を開ける気
にもなりませんでした。
それでも月のある方角の雲を撮影してみましたけどね。
何せ2018年1月31日は、ほぼ完全に諦めていた中で
なんかうっすら赤くない??と撮影してみたら、
皆既中の月でしたからね
(楽天)
(フォト蔵)
20180131 21:57 月齢14.4 posted by
(C)ホシミスト_3013
こんな写真アップしたら、
まるで本当に撮れたと思われてしまうかもしれませんね。
でも今回はもう全く話になりませんでした。
3年前の皆既月食のときの写真です。
その時は雨までは降らず、曇りでしたね~~
ところで、今朝のテレビの情報番組で
有名なコメンテーターが今回の月食について
月食で月が欠けているなんて言っても何時も月は欠けているし
それを見ているから月食って言われてもねぇ・・・
なんてコメントしていました。
いやあなたが月食に一切興味がないのは別に気にしませんが
まだあまり知識がない子供たちに
普段の欠けた月と月食で影に入った月が同じに見える、
と取られかねないようなことは言わないでほしいな。
まるで違いますよ~~
(楽天)
(フォト蔵)
いつもの月(左、月齢18.5)と月食の月(右)の欠け方の違い posted by
(C)ホシミスト_3013
普段の月は斜めから日が当たるようになるので
クレーターの立体構造がより露わになりますが
月食の月は真正面から光が当たっているので
立体構造は目立ってきません。
普段の月は
光の当たっているところと当たっていないところの境目は
くっきりしていますが
地球の陰には半影もできるし、
地球の大気による散乱光も出るので
境目がぼんやりです。
そして丸い陰に入って行きますから
光と影の境目の円弧が逆位相です。
で何より違うのは、みるみるうちに影が動いて行くことです。
リアルタイムにこの時系列を見ずして月食は語れません。
まあ、つまりその方は実際の月食なんて見たことないんでしょうね。
しかもあまり興味がないからしっかり調べることもなく
思い込みで話してしまったと・・・
ちょっとヤバいよ、他のコメントでも同じことをしているかもしれない
なんて思われた日には、信頼度が地に落ちますぞ・・・
ご注意召されませ!
まあ、もちろん、私の知ったかぶりの会話も
知っている人からは同じに見えるのでしょうけれど。
興味のないことをしゃべらされたこと、ご同情申し上げます!
さてここでいつもの月齢画像集に戻りたいところですが
何せ皆既月食が見られることを想定してここまで組み立ててきましたからね
古い画像でスミマセンが今日は皆既月食特集。
月は楕円軌道ですからね
皆既月食が起きる月齢はこんなに変動するのか、ということも含めて
並べてみます。
月齢15.1
(楽天)
(フォト蔵)
月齢15.1の皆既月食 posted by
(C)ホシミスト_3013
2015.04/04 21:06 の撮影です
月齢14.7
(楽天)
(フォト蔵)
月齢14.7の皆既月食 posted by
(C)ホシミスト_3013
2018.07/28 04:23 の撮影です
(皆既直前ですが)
月齢14.2
(楽天)
(フォト蔵)
月齢14.2の皆既月食 posted by
(C)ホシミスト_3013
2014.10/08 20:25撮影
本当は内と交わした会話のことを書こうと思っていたのですが
長くなったので、それはまた今度。
さて、次の皆既月食は
1年半後、来年2022年の11月08日火曜日
また平日だよ。
しかも月出帯食。
皆既が19時16分から42分の間。
また低空ですねぇ・・・
この時はやっぱり夕方の仕事は断るかなぁ(ノ∇≦*) ノ彡☆