浮気相手に爪を立てられた
そんな話をすると
外勤先のスタッフたちがきゃあきゃあ言って喜びます
もちろん本当のところをわかっているからなのですが。
さてその話は以下の通り
「私には浮気相手がいて、それは妻も公認です
妻もその浮気相手のことを気にかけてくれていますから
家を建ててあげたことも知っています
ただうちの子は気になって仕方がないらしく
私が帰宅すると私の服のにおいをクンクン嗅いでいます
なんか変なにおいが付いてるよって
今日は暖かい日だったので
もしかしたら家にいないのかな？？と家をのぞいたら
私の寝室に入ってくるな！と、ばりっと爪を立てられました
私が建ててあげた家なのに。
ついでに威嚇の、はーっ！しゃーっ！」
もちろんネコの話です。
自宅ににゃんという飼いネコ(＝うちの子)がいながら
職場で白ネコの面倒を見ていますから
白ネコさんは浮気相手のようなもの
でもあんな大雪の日に
おそらく本宅と思われる家に入れてもらえず
職場の表玄関の屋根の下で丸くなっているのを見たら
なんとかしてあげなきゃ、と思ってしまったわけです。
それを知っている内も
白ネコさんは大丈夫？？と気にしてくれています。
白ネコさんは時折職場にやってくる内にも
甘えますからね
白ネコさんとの出会いは15年前
新しい職場の窓から外を眺めると
裏のお宅の窓から出たそうに外を眺めているのを目撃
そのうち外に出してもらえるようになったのか
職場の敷地内で用を足しているところを目撃
ちょうどその頃自宅の庭にのらちゃんが用を足しに来ていて
その匂いに辟易していた頃でしたから
さてどうしたものか・・・
とは言え隣家の飼いネコを追いかけ回すわけにもいきませんから
キミのにおいなら仕方がないね
というところまで仲良くなるのが得策
と考えたんです
仲良くなりすぎて
本宅に入りたくてなーごなーご鳴いても入れてもらえない時
私のところに、飼い主の代わりにあなたでも良いから撫で撫でして
とやってくるようになり
昨年ついに、大雪なのに家に入れてもらえない
という場面に遭遇したわけです。
緊急避難小屋を作ってあげたのはそういう経緯
レンジでチンする湯たんぽを入れてあげています
よほどその小屋の中は安心して眠れるのか
どうかすると寝ているときに手を突っ込んでも起きもしませんが
今回は起きていたようで
入ってくるな、と引っかかれた次第
さて振り返って我が家のにゃん
私をしもべと思ってなめてかかっている節もあり
また、ちっとも近くに寄ってこないのですが
よくよく考えたら私にネコパンチする時に
絶対に爪を出していません
この写真の後、この爪とぎ壁の上に置いた私の指を狙って
飛びかかってくるのですが
私の指にはひっかき傷一つついていません
なるほど白ネコさんは甘え上手ではあるものの
本当の飼い主とは認定していない
我が家のにゃんは飼い主と思って大事にしているけど
すり寄ってこないからわかりづらい
そういうことだね
腕に白ネコさんにひっかかれた傷
足には我が家のにゃんが甘えてふみふみした時の傷
