久しぶりに天の川が庭から見えた夜
昨夜は積みに積んだ仕事を片づけるのに、1時過ぎまでかかってしまいました。 昼間、豊後水道越えに四国の風力発電の羽根が見えるくらいの透明度だったので、 遅くまで仕事に費やし、星の撮影が始められなかったことが、 残念で仕方がありませんでした・・・ まあ、宵のうちに見上げた空は薄雲が多く、 GPV様も昨夜より今夜の方が快晴だから、と慰めてくれたので、 ま、いいか、と思っていましたが・・・ でも、今日の天気は・・・鶴見岳も見えないほどの霞み(TヘT) やっぱり昨夜は千載一遇のチャンスだったんですね。 そんな日に夜遅くまで、撮影ポイント(庭のことです)に行けないなんて・・・ とか何とか言いながら、実は昨夜は 2時頃に夕食を食べたり風呂入ったりしている間に、 ナノトラッカーで撮影していたりします(^^ゞ天の川~夏の大三角付近を中心に(IMG_3523) posted by (C)ホシミスト_30132015.05/19 26:11JST(+0900) 自宅庭よりTamron 10-24mmF3.5-4.5(10mmF4.0)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 30秒×80Fr(RAW)ナノトラッカー使用DSS(L80 D72 F0 DF0 B42) Standard mode, Average Stack, Sat17%SI, Adobe PSE, NeatImage光害カブリを軽減させるための処理を入れていますので、自分のPCでは目立ちませんが、モニターの種類によっては、その乱暴な処理のあとが縞模様になって見えるかもしれないなぁ・・・なんて思いながらアップしてます。 平安の世、和歌にうたわれた天の川は、 都でも、この写真くらいに輝いて見えていたのでしょうね。 それこそ、この写真のように、建物の屋根と屋根の間であっても。 防犯灯・安全灯、など、必要最小限の明りに抑えて、 ほとんど見る人のいない時刻のネオンサインなど、 できるだけ消灯して、夜は暗くしたいものです。 昨夜は確かに、庭から肉眼で天の川が見える、数少ない透明度の夜ではありました。 が、DeepSkyStackerで、80コマにも及ぶ画像を処理することで ようやく、天の川のこの色が出てきましたし、 もちろん、肉眼では、そこにあるとわかっていれば、確かにかすかに見える という程度の天の川の見え方でしたから それに、どんなに透明度のよい夜であっても、 街の明りの写り込み(カブリ)は、どうすることもできません。 やっぱり広角レンズでの撮影は、山に行きたいものです。