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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:読んだ! 読みたい!
私はいつも本を2冊、バッグに入れている。
両方とも読みかけだったり、途中のが1冊、手をつけていないのが1冊という場合もある。 その他に、システム手帳、俳句用手帳、歳時記、季語辞典は必ず入れているし、財布、ペンケース、眼鏡、カードケース(ビデオ屋さんの会員カードやスーパーのポイントカードなどがたくさんあって、もう収拾がつかないよ~)などなど、やたら色んなものをバッグに入れているので、めっちゃくちゃ重い! だからというわけではないけれど、ジーンズ素材のリュック型のバッグを愛用。リサイクルショップで800円で買ったんだけど、すごく丈夫で、まるでいじめるように積めこんでも、この3年間、ほつれひとつない。バッグさん、ご苦労さま、ありがとね♪ バッグの話じゃなかった...そう、本を2冊入れてるっていう話だったんだ。 1冊読み終わっちゃった時のことを考えてもう1冊持ち歩いてる場合と、違うジャンルのをそれぞれ1冊ずつ持っている場合がある。私は不器用なのか、頭が悪いのか、脳の中で分類する能力に欠けているのか、小説を同時進行で読むことは苦手。ごっちゃになっちゃって、どっちの話だかわからなくなってくる。特に、ミステリーは1冊に集中していないと、全くダメ。 読みかけ2冊を持っている時は、片方がエッセイということが多い。短編小説とエッセイというとり合わせが、ベストみたい(^^) これだときれいに頭が切り替わるからね。 「わくわく書籍」のページに、私の読書生活のことを少し書いているんだけど、本を読む場所は、ほとんどファミレス。ちょっとばかり長居をしても、ウェイトレスのお姉さんも咎めるような目で見ないし、コーヒーも何杯も飲めるし(コラコラ)、なんといっても、誰にもジャマされないのがいい! 家で読んでいると、なにかと煩わしいんだよねぇ。感動シーンで涙にくれていれば電話が鳴ったり、後ろに敵が! ピストルで狙ってる、あ、あぶない~~!「マヨネース買ってきてくれな~い?」なんて母の声がしたり...ガックン... やっぱり、家じゃダメだあ~~~~(><) お天気のいい日には、土手や公園で読書することもある。きもちいい~! チョーきもちいい~! ってまだオリンピックの後遺症が... ただこちらの場所は、違う意味のジャマが入ることがあるの。土手で寝ころんで読んでいたら、何やら足元が...野良犬くんが、私の足を嗅いでいるではないか! わりとかわいい犬だったので、なでなで♪ すると遊んでくれると思ったのか、まつわりついて離れない。動物好きの私としては、しかたないなぁ..と相手をしているうちに、開いていた本に犬の足跡が...ハードカバーの買ったばかりの高い本だったのに~(TT) かと思えば、公園での敵は、こ・ど・も! ボールは飛んでくるは、小さい子は本と私の目線の間に顔を入れてくるは、叫びまくっている声はでかい! まあ、こんな所で読書などしている私がわるいんだけど、ね。 そんなこんなで、読書はファミレスと決めている私です。 今日は山本一力氏の「欅しぐれ」を読み終えた。またもや時代小説。どーも作者が偏るなぁ...まっいいか! ちょっとだけ紹介しま~す。 大店桔梗屋の主・太兵衛と賭場を仕切る渡世人・猪之吉との男の友情(そこらへんにあるチープなものではないのよ)のお話。 物語は、太兵衛と猪之吉が知り合うところから始まる。強引ともいえる太兵衛の誘いで深まっていく信頼関係。それぞれの立場で気の抜けない仕事をしている二人にとって、水入らずの月に一度の酒の席が楽しみになってきた頃、太兵衛の身辺に黒い影が...お店を乗っ取ろうと企む騙り屋に、命がけで挑む猪之吉。太兵衛の女房しずも、大店のお内儀らしく背筋の伸びた女性だ。太兵衛の信じたことは無条件で信じ、奉公人をお店を賭けて守ろうとする凛とした姿勢には、心を動かされる。 二人の男のおとこ気が気持よく、命懸けのやりとりが面白い。切った張ったの立ち回りはないけれど、頭脳戦の模様を呈する流れもドキドキさせてくれる。 ただねぇ、結末がけっこうあっけなくって、拍子抜けした感は否めない。 渡世人・猪之吉は、渋くて肝がすわっててかっこよかった~♪ そして私は、2冊目の本を開くのでした。佐伯泰英氏の「吉原裏同心・清掻(すががき)」。これはシリーズもので四巻目。内容についてはいずれ触れることとして、今日はこれにて(^0^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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