今日、仕事が終わって上を見上げたら、すごい空が広がっていた。青い空をバックに、不穏なグレーの雲と白いもこもこした雲とがうまい具合に同居していて、そして天使の梯子が．．．
あまりの美しい空模様に圧倒されつつ、カメラを向けた。
撮った写真をプレビューしてみて、ビックリ！　電線がいっぱいなんだ！
え～～～～？　と思って、もう一度空を見上げたら、縦横無尽に電線が．．．あった。

なんでさっき、気づかなかったんだろう？　空よりもっともっと近くにあるのに．．．

私の目には入らなかった。心に映らなかったから．．．

昨日、久々に会った友人が、「なかなか渡せなくてね、遅れてごめんね」と言って、誕生日のプレゼントを持ってきてくれた。思わぬ嬉しい出来事に、心ウキウキ♪
それに、友人の娘さんへ成人式のお祝を届けておいたんだけど、それのお返しにって、「内祝」の熨斗のついたかわいらしい箱もいただいた。中身は、カタログギフト♪　これって見てるだけでも楽しいよね。自分の好きなものを選べるのもＧＯＯＤ♪
そして、おしゃべりがはずみ、久しぶりに楽しいひと時を過ごした。

今日、仕事では、地元のケーブルテレビから、自校給食の様子を市民に伝えたいと、取材の申し込み。嬉しい情報がもたらされたのだった。仲間とともに、子供たちのすぐそばに給食を作る現場がある素晴らしさをアピールできる、またとない機会だねと、喜び合った。

なんとなく嬉しい出来事が続いていたせいなのかな？　電線が見えなかったのは．．．（＾＾）
きっと、イヤなことや辛いことがあったなら、私の心には、あの美しい空は映らずに、電線だけが目に入ったのかもしれない。
どちらも自分で決めてるんだ。どちらを見たいのか？　どちらを見るのか？


人間も、きっとおんなじ。私が見ようとしなければ、相手のいやな部分ばかりが目に入って、その向こうにある美しい景色に気づかない。そんなのイヤだな。

自分の感情に惑わされずに、心の目をきちんと開いて、自分の前にある全てを見ていこう。美しいもの、楽しいこと、嬉しいこと、ワクワクすること、ステキな人、見逃したらたいへんだぁ＼（＾0＾）／



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【賢人訓より】

　《少年老い易く　学成り難し》．．．しょうねんおいやすく　がくなりがたし

　宋（そう）の時代の思想家朱熹（しゅき）が若者に「月日の流れるのは早いもの。少しの時間も惜しんで勉学に励むように」と戒めて言った有名な詩。
　青春時代とは、美しく咲く花を夢見心地で眺めているうちに既に階（きざはし）の前の桐の葉が秋の声を告げていた、というほど短いものだから、寸暇を惜しんで、学問に励むべしという教え。

　　少年老い易く　学成り難し
　　一寸の光陰　軽んずべからず
　　未だ覚めず　池塘春草の夢
　　階前の梧葉　己に秋声