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テーマ:学校給食について(1)
カテゴリ:給食室だより
パインパン・牛乳 クリームシチュー・豚肉のソテーきのこソース さつま芋とリンゴの重ね煮 しめじ、えのき茸、マッシュルームときのこがたっぷりのソースをかけたポークソテー。ワインのきいた大人の味。子供たちは美味しく食べられたかな♪ 「さつま芋とリンゴの重ね煮」は、まるでキントンのようなあったかデザート。バターと砂糖でじっくりと煮たこのお料理は、ホクホク感を残しながらも餡のようなさつま芋と、ほんのりと酸味のあるリンゴの美味しいハーモニー。とってもいいリンゴで、煮てしまうのがもったいないようだった。もっと酸味の強いリンゴを使用したら、また違った美味しさを味わえたかも♪ 今日は、日頃私たちが作っている給食を食べている子供たちから、嬉しいお便りが届いた。一つは、第四小学校から。きれいに色を塗った紙に、「毎日おいしい給食をありがとう」「きらいなものもあるけど、がんばって食べます」「混ぜご飯が好きです」「あげパンがもっと食べたい」「好きな献立のときはもっとたくさん食べたい」「野菜が大好き。もっと野菜料理をお願いします」などなど... もう一つは、先日バイキング給食を行った第二小学校の6年生からのもの。「とてもおいしかった」「毎日の給食とちがってご馳走がいっぱいでうれしかった」「いい想い出になった」「好きなものばかりで楽しい給食だった」... こんなうれしい言葉ばかりで、きちんと綴じて届けてくださった先生にも感謝。 日々、感じていることや、給食へのリクエストなど、子供たちの気持が、心のこもった文章で綴られていて、一枚一枚目をとおしながら、お便りの向う側に子供たちの笑顔を見るような気がした。 ふだん、食べてくれている子供たちの声を聞くことができない環境なので、こういったお便りは、本当にうれしい。なによりのプレゼントだ♪ 作る側と食べる側、顔の見えない一方通行ではないんだと、そう思えることで、毎日の仕事にも励みになり、やりがいにも繋がっていく。あらためて、子供たちのために作ってるんだあと、しみじみと感じる。みんな、ありがとう\(^0^)/ もう一つ。私が去年まで働いていた第三小学校の6年生の先生から、やはりバイキング給食の様子を伝える「学級通信」をいただいた。こちらの学校は、私たち給食センターで作る給食ではなく、自校で給食を提供している。 校内で給食を作っているので、子供たちはもちろん、先生方とも交流があり、直接感想を聞こともできる。お手紙とはちがうので、子供たちも辛口の評価も平気で言ってくることもあり、一言一言に喜んだり凹んだりの毎日だ。 そういう日々を送りながら、去年も6年生を担任していた先生とメールを交すようになり、今年から学校を離れた私なのに、校内で行われたバイキング給食の様子を載せた「学級通信」を、手元に届けてくれたのだ。感謝感謝である。 バイキング給食を食べている子供たちの顔は、センターで作られたものでも、自校で作られたものでも、同じように笑顔が輝き、心から楽しんでいる様子が伝わってきて、こちらまで心があたたかくなる。 学校給食の目的である「マナーを身につける」「偏食をなくす」などの学習の部分は、この時ばかりはどっかに置いて、小学校時代のいい思い出として、ずっと心に持ち続けてほしい。何十年も経た未来に、同窓会で盛り上がる時、話題のひとつに加えてもらえたら、私たちも嬉しいのだ(^^) ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 「心もおなかも 大満足!」~バイキング給食~ 第三小学校6年2組 学級通信「青空」より 抜粋 家庭科室に入ると、とってもいいにおいがして、前のテーブルには“こんなに食べきれるの!?”というくらい、たくさんのメニューが並べられていました。ただ並べられているだけではなく、栄養素ごとにまとめて並べてあって、みんなが栄養バランスよく食べられるように工夫して下さいました。 会食が始まるとすぐに「おかわりします!」というコールが...。すると、いつもはおかわりしない人もみんなおかわりしていましたね。っていうか、みんなおかわりしてたよね!? 最後に“残ってしまったおかずの量はどうかなぁ”と思って見てみると、ほとんど食べ尽くされていて、みんなの食欲に“あっとう”されてしまいました。まさに“食欲の秋”ですね! 栄養士の先生も、大変喜んで下さりました。やっぱり“空っぽの食缶”が何よりもうれしいようです。心もおなかも大満足のバイキング給食でしたね。これからの給食も、感謝の気持ちを忘れずにいただきたいですね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 自分で作った給食ではないのに、同じ給食に携わる者として、嬉しくなってしまい、思わず日記に載せてしまった。子供たちが食べているひとときは、作る側と食べる側が繋がる時間。そのひとときが、どちらにとっても幸せであることを、心から望んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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