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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:WAKUWAKU湧く
18、19、20日とキャンプに行ってきた。
女性だけで、テントやタープをたてて、のんびりとした時間を楽しむキャンプ。 1日目の夜は野菜と豚肉のキムチ鍋。暑い中で、フーフーしながら食べるキムチ鍋のおいしかったこと! ビールを飲みながら、他愛ないおしゃべりが延々と続く女3人の夜。 二日目には、一人が帰り、新たに別の一人が合流。女だけのキャンプは、飲んで食べてしゃべって寝て、そしてまたしゃべる! こんなことの繰り返しで、日々のストレスを解消しながら、英気を養う。女性って本当にたくましいなあ...(^^) この二日目に、ふと思いついて、パンを焼いてみようということになった。「パンを焼く」という作業は、普段やっている人にとっては何でもないことなのかもしれないけど、私たちにとっては日常生活の中にはいっていないことなので、何か特別楽しいことをするような気分で、「よーし、やってみよう!」ということになった。とりあえず、スーパーでドライイーストを買った。パンは、強力粉で焼くものらしいが、手元にある薄力粉でもいいんじゃない? なんていい加減な3人の同意のもとでパン作り。 なんといってもキャンプなので、軽量カップ&スプーンなんてものはない。すべて適当に、こんなもんかなあ...ってな具合で、材料を混ぜ合わせた。しかも昼間からビールを飲みながらの作業。打ち粉をしながら、まな板に生地を打ちつけ、発酵させるのも車の中。成型するのも大笑いしながら、めちゃくちゃな形に仕上げていく。 焼くにしても、オーブンなんてないから、フライパンにアルミホイルをかぶせて、超弱火で様子を見ながら焼いていく。 おそるおそるフタをあけてみる...。 これがまた、ビックリするくらい美味しいパンが出来あがった。こんがりとした香ばしいパンとはならなかったが、最近、店頭で見かける「白いパン」のような出来ばえ。 食べてみたら、これが絶品! ほんのりとしたバターの香りと、もちもちとした食感。3人で奪い合うように食べた(^^;) お菓子やパンは、よく化学の実験と同じだと言われる。材料をそろえ、きちんと分量を量って、しっかりと時間を守れば、おいしいものが出来あがることになっている。そのかわり、少しでも量りまちがったり、時間を守らなかったりすると、出来あがりは悲惨なことになる。 ずっとそう信じてきた私たち3人は、実際、ちゃんとしたパンができるなんて思ってもいなかった。キャンプの想い出に、そしてビールを飲みながらのお遊びに、どんなものが出来ようが、きっと大笑いしながら楽しいことになる! と思っていたんだ。 ところが、嬉しい誤算! あんなにいい加減にやったのに、しかもオーブンではなくフライパンで焼いたのに、予想に反してとても美味しいパンが焼きあがった。 なんだか私は、気づいてしまった。 こうしなければいけない、こうでなくてはダメだ...と思っていることは、実は、とても人生を損しているんではなかろうか? 今回はパン作りでのことだったけれど、そんなことだけではなくて、すべてにおいてそうなんじゃないだろうか? 材料がなくちゃできない、計量する道具がなくちゃ量れない、時間がわからない、オーブンがない... そんなこと言ってたらキャンプでパンなんて焼けないよね。でも、結果おいしいパンができたじゃない♪ ひまがない、お金がない、道具がない、知識がない、仲間がいない...色んな言い訳をしながら、新しいことに挑戦するのをやめてきた自分がいなかったろうか? 最初からあきらめてきた自分がいたんじゃないだろうか? 要は、やるかやらないか! とりあえずやってみる。できてもできなくても、やってみることが素晴らしいことなんじゃないだろうか? できなければ、それはそれ! また考えればいいし、もしできちゃったらこんな嬉しいことはない。自信もつくしプラスの経験の一つになる。 本当にお遊びのパン作りでありながら、私はとても大切なことを学んだように思う。 なんでもやってみよう! 躊躇せずに、言い訳せずに、やってみよう! 成功しても、失敗しても、必ず得るものがあるはず。 レッツトライ! チャレンジするって、ス・テ・キ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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