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『母へのつぶやき』 最初の年は、お墓の中に入ったね おじいちゃんのつぼのとなりに そっと おいてあげたものね 夢の中で、まだ、こんなに若くて元気なのに 行かないでと 叫んで泣いた 夢からさめても からだが震えて 子供のように 泣いたよ 母さんも 私を 呼んだね さみしいから 会いにきてって… 2年目は 毎日 写真の横に花を飾りながら 色んなことを 語りかけ相談したね 道すがら 何回も 出会った 小さな背中で 手押し車を引きながら 他人のような顔をして すり抜けていった 私は そのたびに 立ち止まっては 振り返ったよ… 3年目は お寺に行って お経をあげた 帰りは 母さんの好きな鰻を食べた 夜は 遅くまで 仏壇の前で 叔母さん達と昔話をしながら お酒を飲んだ 私の知らない横顔 思い浮かべながら 人の心の深さも 初めて知ったよ… 4年目の今日 どこにいるの もうお墓にはいないようだったよ 私を呼ぶ声も 聞こえなかった あんなに 一生懸命に生きたから やっと 安らかに 眠ったんだね 私も お人形の 着せ替えしたよ… ~過去日記の中から~ この子を古籠の中から手にしたとき、汚れきった古い民族衣装のような 洋服を着ていました。ふっくらとした頬は、汚れで すすけて今にもゴミ箱に捨てられようとしていました‥ 大昔のお人形‥ 私は家に持ち帰り、古着をはがし、首や手足も 何とかくっついているこの人形の身体も、薄くなった 髪も何度も洗い直しました。 器用な夫が、壊れ掛けていた首、手足をを直してくれ、消えかけていた 眉や唇に色を足してくれました。 私は、ピンクのレースをアレンジして、豪華なドレスを 夢中で創りました。光り輝く透明な首飾り、アメジスト、 ガラスのイヤリング、思い切り豪華におしゃれさせました。 そう、変身した王女は、何十年も前、 亡き母が、私に初めて与えてくれたお人形でした‥ ビンクのレースも首飾りも母の片付け物の中から 出てきたものです。 私は神がかりのように、その子を生き返らせました‥ 『母の形見のお人形・着せ替えて…』
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Jose2812
リヤドロが大好きで、リヤドロミュージアムを創っています。大作の手作りミニチュアドールハウスも☆ イギリス縦断、地中海クルーズ、北欧4カ国の紀行文を、豊富な写真でお届けしています。心豊かな大人のロマンのひとときを、ご一緒に☆
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