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2009.10.28
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カテゴリ:東北の旅
[旅行記] ブログ村キーワード


IMG_1567


突如、秋の紅葉絵巻!!

10月半ばの秋晴れの日、
「みちのくの秘湯めぐり」の旅に出かけてきました。

高校の修学旅行以来のみちのくとあって、
意気揚々と東北新幹線に乗り込みました!

「お昼は、やっぱり盛岡冷麺だよね。」
「どこのお店にしようかな。」

頭をひねっているうちに、
あっという間に、盛岡に到着!

空腹に絶えられない庭師さんは、
駅の真ん前にある「ぴょんぴょん舎」へ直行!

ちょっぴり不安な気分で、ドアを開いてみたら、
素敵なレストランのようにシックな雰囲気。
広くてゆったりとした店内に、洒落たインテリア。

「盛岡冷麺」は、
今やファッショナブルな料理なんですね。

RIMG0002


冷麺が運ばれて来る前に、パチリ!

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庭師さんは、元祖ぴょんぴょん冷麺を。

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私は、30食の限定冷麺!

啄木であい道1


美味しい冷麺に、すっかり満足して、
盛岡の街めぐりへ。

北上川の、
「啄木であい道」をゆっくりと散歩しました。

小雨のちらつく、北上川の向こうに、
啄木の愛した岩手山が、うっすらと見えました。

「ふるさとの山に向ひて言ふことなし
ふるさとの山はありがたきかな」

石川啄木と盛岡中学からの親友だった、
言語学者の金田一京助は、
固い友情で結ばれていました。

啄木のご長女のお名前は、
国語辞書の神様から授けられた「石川京子」さん。

金田一京助に、
ご長女が生まれた時、
啄木が添えた祝いの短歌二首。

生まれたといふ葉書みてひとしきり顔をはれやかにしてゐたるかな。

そうれみろあの人も子をこしらへたと何か気の済む心地にて寝る。
                              ※『悲しき玩具』収録


啄木が夭折した時に、
金田一京助が偲んで読んだ歌は、

わかくして別れしひとのいつまでもわかやかに来て面影に立つ

雄大な岩手山のふもと、
偉大な若き文人ふたり。

岩手山は、悲しく逝った若く偉大な文人を、
紅葉の山合いの懐深く、
いだきつづけてくれているのでしょう。

東北




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Last updated  2009.10.28 21:10:36


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