[旅行記] ブログ村キーワード
秋田の紅葉の景勝地、抱返り渓谷(だきがえりけいこく)。
残念ながら、紅葉には早かったのですが、
全長10kmに及ぶ壮大な渓谷にため息。
エメラルドに光り輝く渓流。
雨乞いの神の「抱返神社」
寛文の時代から
日照りによる大干害から、作物が枯死しないよう、
人々は、代々、この神社に祈りを託し続けてきました。
そして、次ぎに訪れたのは。
櫻と紅葉の名所として知られる、
「みちのくの小京都」角館。
櫻の後、紅葉の前の季節のはざま。
その間も町の草木は、
次ぎの衣装替えの準備をしています。
ゆったりと、歴史への道を歩き出します。
角館には、重厚な武家屋敷が幾つも、
藩政時代の面影そののままに、残されていました。
角館は、城下の町割り、武家屋敷の姿を、
最もよく残した町だそうです。
訪れたのは、その中の「石黒家」
直系の家族が、今でも住み続けていました。
二百年前の武家の生活様式を残しながら、
江戸時代以降の伝統的日本文化が、
そのままに継承されていました。
秋の草花や桜の柄を刺繍した着物。
建物まで現存している数少ない城下町の光景。
じっくり紅葉を待つ草木と、じっくり客を待つ人力車。
このお屋敷は、
映画 「たそがれ清兵衛」のロケ地にも
使われた「岩橋家」
下級武士の清兵衛が、貧困の中で、
実直に慎ましく家庭を守る姿が思い出されました。
武士階級の不条理に翻弄されながら、
最後に振るった見事な剣さばきも。
しらずしらず時代劇モードに。
落ち着きのある内町のたたずまい。
伝統を守りながら、暮らす武家の末裔たち。
紅葉まえの角館、
藩政時代を振り返らせる寂びの空気が、
静かに漂っていました。
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