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―Yin&Yan―

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2005/04/29
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カテゴリ:映画/TV関連。
Story:
今から30年後の近未来。
家庭用ロボットが人間のパートナーとして普及している時代。
革新的な技術による新世代ロボットが登場し、
新たなロボット社会の夜明けを迎えようとする直前、
そのロボットの生みの親であり、ロボット工学の第一人者、
ラニング博士が自殺。
その死に疑問を持った主人公のロボット嫌いの
殺人課刑事スプーナーは博士の研究室に残されていた
1体の新世代ロボットに容疑を向けるが、・・・。
“ロボット3原則”により、ロボットは絶対に人間に
危害を加えられないはず....
捜査をすすめるスプーナーはやがてROBOT達に命を狙われ始める。
果たして事件の黒幕は・・・?

<<未見の人はネタバレ注意>>

もうCGのレベルとしてはこれくらい当たり前なんだよな。
「スターウォーズ・ファントムメナス」(だったっけ)
で何千体ものロボット兵が同時に動く様を見たときには
素直にすげぇと思ったけど...。
きょうび画面の違和感とかってほとんど無いよなぁ・・・。

とまあ、それはともかく。

ロボットのデザインがいかにも...って感じなのは
...多分わざとなんだろうな。
現実にはそんなに普及する前に、人間(というか
別の生物でもいいけど)により近いデザインになると
思うんだけど、...あえて見た目のわかりやすさを
取ったんだろう。

ストーリーは比較的わかり易くて及第点かな?
でもやはり気になった点がいくつかある...

・容疑ロボットの描写がイマイチ。

 ストーリーのキーとなるロボットは、
 他のロボットとは違い、個性(感情?)を持っているのだが、
 博士がそれを作ったというだけで、説明は終わりに近い。
 時折かいまみせる感情表現も、ストーリーはスプーナーを
 中心に追うせいか、「ただ入れました」感が否めない。
 
 ロボット三原則の「規格外」かもしれない「彼」の存在が
 ストーリーの中核をなしているわけだから、もう少し
 踏み込んだ描写やエピソードが欲しかった気がする。
 
 そうすればあのラストシーンももっと評価されるのでは・・・。

・最後の「黒幕」について。
 
 これも先の点と関連するが、ちょっと納得できない・・・。
 もっと要所で何かしら匂わせる部分が無いと・・・
 「えっ?あん時のアレかよ」感が否めない(笑)

 ひどい例えをすれば、冒頭の「通行人A」が犯人でした、みたいな(^-^;

・アクションシーンについて。

 ロボットに襲われるシーンが何度かあるんだけど、
 実は黒幕が操ってました、という描写(説明)が最後まで無いまま・・・ 
 いや、「そうなんだろう」ってあとで想像はできるんだけど...。
 
 あと最後の方で、主人公がバイク(この時代では貴重?)にのって
 ジャンプし敵(ロボット)を倒すシーンですか。
 ・・・なぜ??
 普通にぶっ放せばすむことなのに?おかげでバイクは
 ぶっ壊れちゃったよ!?貴重なのに(^-^;
 (まあロボット何体かは道連れにしてたけど)


まあ、全体的に見れば構えないで安心して見れる
映画だと思った。
ウィル・スミス好きならそれだけでいいかも?





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Last updated  2005/05/12 12:44:55 AM
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