―Yin&Yan―

まだ見てない方、ネタバレ注意。

「goo映画」サイトより。

日曜洋画劇場（テレ朝）で見ました。
（ストーリーとか詳しい内容は上のリンク先を参照してください）

見終わったあとの率直な感想。→「う～～ん・・・」


いや、面白くなかったわけではないんだが･･･。


どんな映画かウワサは聞いてたし、
題材が実話をもとにしてる、ってんで、
「超シリアスでハードボイルド」な映画だと思ってたんだけど。

笑いあり、涙もあり、の普通の娯楽映画と言った印象だった。


題材（実話）がテーマとしては重過ぎるだけに、
･･･こんなつくりでいいの？

娯楽映画に徹するなら、脚色をもっと使って
主人公らの心の動きをもっと表現して欲しかった。

特に後半、反乱を起こすシーンは厳しい訓練を通して
心が通じあった教官ズをちょっと躊躇はあったものの
容赦なく撃ち殺していくシーンは･･･納得がいかない。
（それまでのストーリーの流れ的に･･･）
...事実はそうだったのかも知れないが、
もっと葛藤があったはずなのに、ほとんどサラッと流して
しまって銃撃シーンに突入、というのは
ちょっと強引な気がする。
いちおうは元ヤクザの親分を使ってそのような
場面を見せてはいたけど・・・足りない。

題材は実話を使ったけれども
娯楽映画として完全に割り切って作るならそれもよし。
...でもそれにしては人物の心理描写がまだ足りないかな。

かといってシリアスドキュメンタリーには
脚色（おそらく）のせいもあって程遠いし。


感想「う～～ん･･･」はこの「どっちつかず」状態を
感じてしまったからだった。

普通の「任侠映画」としてみれば、普通に面白いかな？
...う～んそれでもやっぱり脚色がなぁ･･･（しつこい）


あとどーでもいいけど・・・、
主人公のソル・ギョングと大杉蓮は似てると思いました(笑)
あとチョン・ジョエンと雨上がり決死隊の宮迫もヽ(´▽｀)ﾉ