―Yin&Yan―

後追い日記で今さらだが、･･･

考察も充実してきているようなので、リンク。

英は米とともにイラクに対して開戦当初から作戦活動
に加わった国である。
当然テロの対象となる可能性は米同様に高い。
だから警戒レベルも他国に比べれば非常に高い･･･
ハズだった。

それでも防げなかった･･･。

完全に防ぐことは不可能なのか？
ある程度の犠牲は止むを得ない？？

自爆テロ？、と見られていたが・・・その後の捜査で
爆発物を持っていた人物はどうやら騙されて運び屋を
させられていた可能性が高いという･･･。
「○時○分に爆発するから所定の場所へ」と指示しておきながら
実は予定よりも早めに爆発するようセットしておいたらしい。

味方をも欺く･･･そこまでするか･･･。

イスラム圏でも一般人を巻き込む無差別テロに対しては
嫌悪される傾向が最近では一般的だとか。

イラク戦争収束から日にちが経つに連れて、英米への批判的
な感情が段々薄れつつあるあるなかで、
テロリストとしては何とか存在感を示したいのだろう。
サミット開催中、そして五輪開催決定の次の日、という
のは偶然かもしれないが、そういう意味では強い印象付けに
成功したといえる。


だけど・・・
より厳しい警戒・警備体制はしょうがないにしても、やりすぎは禁物。
過剰反応でイスラム圏の人の感情をかえって悪化させては
それこそテロリストどもの思うツボだ。

・・・でも治安を維持する側も一般市民の命がかかってるからな･･･。
その辺の兼ね合いは難しいところだろう。

これで少なくとも五輪が無事終わるまで
気が抜けなくなってしまった英国。
国連の承認を得ずに米と武力行使を行ったツケにしてはであろうが･･･。
果たしてそれに見合った国益があったのか？

「いや国益ではなくて正義だ」というにはこれまでの犠牲は
あまりにも大きい。

省みて日本はどうだろう？今後テロの標的にならないとは限らない。
・・・ひょっとしてすでに水面下で着々と準備が進められているかも？

心配しだしたらキリがないけどね(-_-;