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テーマ:癌(3550)
カテゴリ:休薬期間
ここ最近辛いのは、ママは看護婦さんや医者、お見舞いにきてくれた親戚にはすごくニコニコして、元気そうにふるまうのに、私はパパには当たることです。
さっきまで死にそうなぐらいもだえていても、他の人が来ると、声も態度もコロッと変わって元気そうに振舞います。 そしてまた家族だけになると、態度が急変します。 痛みがあっても「看護婦さんに悪いから」と言って、ギリギリまで我慢します。 病院のシャワーも「看護婦さんに手間かけるのが悪い」と言って、私に介添えをやらせようとしました。 でも病院の施設なんだから、私が下足で洋服をまくって、お風呂場に入ることはできない、と言ったら、ふてくされながらやっと看護婦さんに頼むという始末です。 私やパパは治療を諦めなくないので、必死にガンに効くという液体の薬を飲ませようとしたり、玄米スープを飲ませようとしたり、ビワの葉温灸をやろうと試みるのですが、最近ではそれさえも拒みます。 「飲め飲め言わないで!私が自分で決める」とか言います。 こちらとしては一分の望みをかけて、いろいろ頑張ろうとしているのに、本人がこんな態度ではどうすることもできません。 ママは本当に病気と戦おうとしているのだろうか? これ以上生きたくないの? もう諦めてしまったの? そんな疑問が脳裏をかけめぐります。 いつも私は夜の6時から7時ぐらいまで病院にいるのですが、今日は5時半ごろ39.6度の熱が出たので、心配になってそのまま留まろうとすると、 「何やってるの!早く帰って」と言うのです。 「そんなに高熱が出て心配だから、もう少しいるよ」と言うと、 「あんたがいたって何の役にもたたない!医者も看護婦もいるんだから、○○(私の名前)なんていてもしようがないから、早く帰ってよ!」 と投げ捨てるように言われました。 「私はいる価値がないっていうの?」と言うと、「じゃあ、この病気、○○(私の名前)治してよ!!」と怒鳴りました。 私はとても悲しくなりました。 体が思うようにならなくて、いらつく気持ちもわかるけど、これではあまりにも辛すぎます。 ここ最近は泣いて家に帰ることが多いです。 見守ってあげなくてはいけないのかもしれないけど、私も神様じゃないから… だから他の人に対するママの笑顔に内心腹が立つことがあります。 自分だって祖母の看護をやっていた時、「おばあちゃんはたまにしか来ない人のことをすごく褒めたり、ニコニコ態度がいいけど、毎日来てる私を軽視してるから、腹が立つ」とか言ってたくせに、自分だって同じことをしているじゃない! もっと私とパパの苦労をわかってよ!他の人にいい格好ばかりつけないで、もう少し家族のことを思いやってよ、って思ってしまうのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/01/03 08:55:10 PM
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