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カテゴリ:休薬期間
昨日も書きましたが、NHKスペシャルでシリーズ 日本のがん医療を問う! 第二夜 がんの苦痛はとりのぞけるをやっていました。
どうやったらガンの痛み、そしてそれに付随する痛みがとれるのか、そしてそういった痛みを取る専門の医療『緩和ケア』が今日本でどのように取り組まれているのか…ということが特集されていました。 ガンで痛みが出てくると最初は非オピオイド系の鎮痛剤、そして次はモルヒネなどのオピオイド系鎮痛剤を使って痛みをとるというのが、一般的な病院のやり方だと思います。あとは量を増やしていくのみです。 しかしその方法ではとれない痛みがあるのも事実。 ママのわき腹や背中の痛みもそうです。 CTや胃カメラ、X線に映らないと病気と認められないみたいなところがあって、ママも「ガンのせいじゃないよ」「痛いはずがないのになぁ。。。」みたいなことを言われてきました。 でもママは現に痛いのです! その痛みがもし適切な薬によってとれるのならどんなにいいでしょう。 ママが入院してる病院には『緩和ケア科』はありません。どの程度の緩和ケアができるのか、ちょっと不安になりました。 でも最近病院も緩和ケアに力を入れはじめているのかな…と思うことがあります。 まずこの間、薬剤師さんから話があった時、『薬による痛みの治療をうける患者さんへ』という小冊子をもらいました。 そこには痛みをがまんしない、痛みをしっかり伝える、などの項目があり、さらに鎮痛剤のくわしい説明もありました。 番組でも説明していた、鎮痛剤と組み合わせて使用する鎮痛補助薬(注1)についても書かれていました。 (注1)鎮痛補助薬 オピオイド鎮痛薬とともに使用してオピオイド鎮痛薬でとりきれない痛みに効果を出すもの。 1.抗けいれん剤 テグレトール、リポトリール、デパケンなど 2.抗不整脈剤 メキシチール、キシルカインなど 3.抗うつ剤 トリプタノール,トフラニールなど 4.ステロイド プレドニン、リンデロン,デカドロンなど 5.その他 セロクラール、ケタラールなど そして今日は看護婦さんの方から『痛みの記録』をつけるようにママに話がありました。 どのくらいの痛みなのか、薬を飲んだらどうなったかをつける用紙です。 それを参考に今後どの薬をどれくらい与えるのか決めていくつもりなのだと思います。 ママが入院している病院の看護婦さんの患者に対する態度は本当に素晴らしいです。お医者さんや薬剤師さんの態度もとても良いと思います。 祖母が入院していた病院などに比べると雲泥の差です。だからママもできれば他の病院に変わりたくないと思います。 この病院でずっと治療していきたい…でもそれが可能なのかどうか少し不安なところもあります。 やっぱりある時期がくると追い出されてしまうのだろうか…そうならないことを願っています。 もちろんその前にガンが治って退院すればよいんですけれどね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/01/09 12:46:02 PM
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