|
テーマ:癌(3550)
カテゴリ:休薬期間
朝9時頃、突然携帯がなりました。
ママからでした。 何事かと思って電話を受けると、涙声で 「家に帰りたい…」というではありませんか。 昨夜、急にパニック症候群のようになってしまったというのです。 胸のあたりが苦しくなって、居ても立ってもいられない状態になったとか。 病室にいるのが怖くって、朝になって食堂に来て電話をかけたというのです。 事情を聞いた後、私は「今日外泊許可もらって、家に帰って来たら。それから精神安定剤をもらうといいかもしれない」といいました。 それを聞いて落ち着いたようで、「看護婦さんに話してみる」とママ。 結局午後一番で家に一泊外泊で帰ってきました。 点滴がとれた後、私は何度かママに家に戻ってこいと勧めていたのです。 でもその時は、面倒くさいから…とか家は寒いから…とか言っていたので、 こんな突然に帰りたい病がでてくるとは思いませんでした。 車で外に出ると「あ~下界に戻って来た~」とママは言いました。 外の流れる空気というのはやっぱりいいものらしいです。 家に着くとママはひとつひとつのものを愛おしげに見つめ、触り、「やっぱり家はいい!!」と私に抱きついて泣きました。 家でのママの方が病院より数倍元気に思えます。 今夜はママと枕を並べて寝ます。 ■■楽天ブログランキング■■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/01/30 11:27:51 PM
[休薬期間] カテゴリの最新記事
|