今日は母の初盆でした。
今年3月に亡くなった母の初盆の日です。あれから5ヶ月。あっという間だったような…でも母がいないなんて、やっぱり信じられない自分がいます。仏壇を見ても、位牌を見ても、遺骨を見ても、遺影を見ても、どうしても母が死んでしまったなんて思えないのです。母が亡くなってから、私が一番変わったことと言えば、やはり着物を着るようになったこと。実は遺品の整理をしている時に「七五三用に作る」ってたとう紙にかかれた白地にピンクの模様の小紋が出てきたんです。きっと私が3歳の七五三の時、自分も新しい着物を作ったのでしょうね。その他にも母が独身時代に来たのであろう黄緑地の訪問着や、祖母の形見の泥大島紬、父曰く「冬に着ていた」というウール地のチェックの着物などがありました。そのきものたちを見ているうちに私は「着物を着たい!」と思ったのです。それから3ヶ月の無料着付け教室に通い、今では何とか一通り自分だけで着物が着れるようになりました。今日の初盆もきものを着て望みました。こんな私を見て、母はどう思うでしょう。でもとにかく毎日頑張って生きていますよ。まだ夜、寝る前になるとママを思い出してボロボロ泣いている私ですが…うん。でも一歩ずつ、前向いて進んでいます。追記:私のきものに関する話題は和レトロな暮らし ~名古屋きものライフ~に書いていますのでよろしければ御覧くださいね。