平成競馬徒然草

Deep様のいない競馬は・・
有馬が終わってから約１ヵ月、ずーと何だったのか、考えてた。その走りを、その競馬を、その存在を。でも、考えれば考える程、分からなくなって來る(迷)
まあ、10年も競馬やってりゃ、分かると思う。命から２番目に大切な金賭けて、必至になって何百つーレースを観てりゃあ、モノが違う事に、気付いて当然なんだけどね。私が唸ったのは、その２走目からだった(驚)新馬戦は、半信半疑だったけど(笑)その走り方が、他の馬つーか、今までに見た事ないの飛び方だったもの。何て言えば良いのやら、あのサイレンススズカの大地を叩き付ける様な脚の運びとも違うのよね。跳ぶって言う表現の方が、的確なのかも知れない。今更ながらに、その戦歴・血統なんかを振り返ると、そのレース振りも含めて、全てがサラブレッドの範疇を越えてます。動物でもなく、機械でもない、その走りは、天馬と言う名の「神」の領域に至っていたのかも・・ダビーと有馬で、Impactを本命にする事が無かった競馬・馬券人は、自らを恥じるが良い！競馬に、そして人生に「絶対」が存在する事を、彼はその奔りで証明してくれたのである!!
地を駆け、天を舞い、我等に勇気と感動を与えてくれた不世出の名馬、去り行く稀代のヒーローに、惜しみない拍手を・・そして、我等が永遠の英雄に乾杯!!